(500)日のサマー(500) DAYS OF SUMMER
洋画2009年恋愛2000年代青春

(500)日のサマー

主人公に共感して観ると、たぶん間違えます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
マーク・ウェブ
脚本
スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー
出演
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル
製作国
アメリカ
上映時間
95分
公開
2010年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

グリーティングカードの文面を書く仕事をしているトムは、建築家になる夢を諦めています。ある日、社長の新しい秘書サマーに一目で惹かれます。

彼女は「真剣な交際は求めていない」と最初にはっきり告げます。それでも二人は一緒に過ごすようになります。

物語は、出会いから別れまでの500日を、順番をばらばらにして提示します。1日目と290日目が隣り合って現れます。

ここが見どころ

「期待」と「現実」の分割画面

パーティーに向かう場面で、画面を左右に分けて同時に見せます。この数分がこの映画の核です。

順不同の構成

幸せな日と辛い日が交互に来ます。記憶の順序を再現しています。

冒頭の宣言

「これはラブストーリーではない」というナレーション。最初に答えが出ています。

この映画について:「これはラブストーリーではない」と冒頭で宣言される。

この映画が描いているのは、「相手を自分の理想に当てはめて見ていた男の話」です。サマーは最初から一貫しており、変わったのはトムの解釈だけです。

公開当時、これを純粋な恋愛映画として受け取る観客が多く、制作側が意図を説明する事態にもなりました。

難点は、サマーの内面がほとんど描かれないこと。ただ、それも主人公の視点に限定した結果です。

この作品の良さ

  • 分割画面の場面
  • 順不同の構成
  • 主人公を批判的に描く姿勢

当サイトの評価

4.1/5.0

「これはラブストーリーではない」と冒頭で宣言される。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.2
音楽4.6
演技4.3
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

サンダンス
出品 2009年
IMDb
7.7 /10
上映時間
95分

2009年のサンダンス映画祭で上映され、その後の劇場公開でヒットしました。

脚本家の実体験が下敷きになっていると語られています。

こんな人におすすめ

  • 構成の工夫が好きな人
  • 恋愛映画に批評性を求める人
  • 短い映画を探している人

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