(500)日のサマー(500) DAYS OF SUMMER
(500)日のサマー
主人公に共感して観ると、たぶん間違えます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- マーク・ウェブ
- 脚本
- スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー
- 出演
- ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネル
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 95分
- 公開
- 2010年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
グリーティングカードの文面を書く仕事をしているトムは、建築家になる夢を諦めています。ある日、社長の新しい秘書サマーに一目で惹かれます。
彼女は「真剣な交際は求めていない」と最初にはっきり告げます。それでも二人は一緒に過ごすようになります。
物語は、出会いから別れまでの500日を、順番をばらばらにして提示します。1日目と290日目が隣り合って現れます。
ここが見どころ
「期待」と「現実」の分割画面
パーティーに向かう場面で、画面を左右に分けて同時に見せます。この数分がこの映画の核です。
順不同の構成
幸せな日と辛い日が交互に来ます。記憶の順序を再現しています。
冒頭の宣言
「これはラブストーリーではない」というナレーション。最初に答えが出ています。
この映画について:「これはラブストーリーではない」と冒頭で宣言される。
この映画が描いているのは、「相手を自分の理想に当てはめて見ていた男の話」です。サマーは最初から一貫しており、変わったのはトムの解釈だけです。
公開当時、これを純粋な恋愛映画として受け取る観客が多く、制作側が意図を説明する事態にもなりました。
難点は、サマーの内面がほとんど描かれないこと。ただ、それも主人公の視点に限定した結果です。
この作品の良さ
- 分割画面の場面
- 順不同の構成
- 主人公を批判的に描く姿勢
当サイトの評価
4.1/5.0
「これはラブストーリーではない」と冒頭で宣言される。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- サンダンス
- 出品 2009年
- IMDb
- 7.7 /10
- 上映時間
- 95分
2009年のサンダンス映画祭で上映され、その後の劇場公開でヒットしました。
脚本家の実体験が下敷きになっていると語られています。
こんな人におすすめ
- 構成の工夫が好きな人
- 恋愛映画に批評性を求める人
- 短い映画を探している人
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