戦場にかける橋THE BRIDGE ON THE RIVER KWAI
洋画1957年戦争1950年代アカデミー賞

戦場にかける橋

『クワイ河マーチ』の口笛は、この映画のものです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
デヴィッド・リーン
原作
ピエール・ブール
出演
アレック・ギネス、ウィリアム・ホールデン、早川雪洲
製作国
イギリス・アメリカ
上映時間
161分
公開
1957年

あらすじ(ネタバレなし)

1943年、タイとビルマの国境地帯。日本軍の捕虜収容所に、イギリス軍の一団が到着します。斎藤大佐は、鉄道の橋を期限内に完成させることを求めます。

ニコルソン大佐は、将校を労働させることはジュネーヴ条約違反だと主張し、独房に入れられます。しかし彼は折れません。

根負けした斎藤が譲歩したあと、ニコルソンは驚くべき行動に出ます。彼は、部下の士気を保つために、最高の橋を架けようと決めるのです。

ここが見どころ

アレック・ギネスの狂気

誇りを守るための行動が、いつのまにか敵への協力になっている。本人が最後まで気づかないところが恐ろしい。

早川雪洲の斎藤大佐

アカデミー助演男優賞にノミネートされました。日本人俳優として当時としては異例です。

最後の一言

軍医が呟く言葉。この映画の結論がそこにあります。

この映画について:捕虜が、敵のために完璧な橋を架けてしまう。

実際の泰緬鉄道建設では、連合国捕虜と現地労働者に膨大な犠牲が出ました。この映画はそこを十分に描いておらず、史実との差は大きいとされています。

作品としては、「誇り」がどれほど容易に狂気に変わるかを描いた点が優れています。誰も悪意で動いていません。

難点は161分の長さと、史実の扱いです。

この作品の良さ

  • 誇りと狂気を重ねた構造
  • アレック・ギネスの演技
  • 最後の一言

当サイトの評価

4.3/5.0

捕虜が、敵のために完璧な橋を架けてしまう。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.4
映像美4.6
音楽4.6
演技4.7
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
7部門 作品賞・監督賞ほか
IMDb
8.1 /10
原作
ピエール・ブール 小説

第30回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など7部門を受賞しました。

実際の泰緬鉄道の建設では、捕虜と現地労働者に多数の犠牲が出ています。本作の描写は史実と異なる部分が多いと指摘されています。

こんな人におすすめ

  • 戦争大作を観たい人
  • アカデミー賞作品を追いたい人
  • 史実との差を意識して観られる人

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