ドリーム・シナリオDREAM SCENARIO
ドリーム・シナリオ
笑えますが、後半はかなり苦い話になります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- クリストファー・ボルグリ
- 出演
- ニコラス・ケイジ、ジュリアンヌ・ニコルソン、マイケル・セラ
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 102分
- 公開
- 2024年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
進化生物学の教授ポール・マシューズは、誰の記憶にも残らない平凡な男です。論文も書けず、家庭でも存在感がありません。
ある日、教え子から「夢にあなたが出てきた」と言われます。同じことを言う人が次々に現れます。
世界中の人が、夢の中で彼を見ていました。何もせず、ただ立っているだけの姿で。彼は一夜にして有名人になります。
ここが見どころ
設定の切れ味
「何もしていないのに有名になる」という状況。説明を一切せず、現象として提示します。
ニコラス・ケイジ
情けなさと承認欲求を、抑えた芝居で見せます。近年のこの俳優の代表作です。
後半の反転
夢の中の彼が変化し始めたとき、世間の態度も一変します。炎上の構造がそのまま描かれます。
この映画について:冴えない大学教授が、世界中の人の夢に現れ始める。
扱っているのは、「本人の意思と無関係に、評判だけが動く」という現代的な状況です。SNS時代の寓話として非常によくできています。
終盤、ある広告技術が登場します。この提示のしかたが皮肉として効いています。
難点は、後半の展開がやや駆け足なことと、後味が良くないことです。
この作品の良さ
- 設定の切れ味
- ニコラス・ケイジの演技
- 炎上の構造の描写
当サイトの評価
4.0/5.0
冴えない大学教授が、世界中の人の夢に現れ始める。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.2 |
| 音楽 | 4.1 |
| 演技 | 4.6 |
| 余韻 | 4.1 |
世間ではどう評価されているか
- 受賞
- 各映画祭 評価が高い
- IMDb
- 6.8 /10
- 製作
- A24
配給はA24で、公開後にニコラス・ケイジの近年の代表作として評価されました。
こんな人におすすめ
- SNS時代の寓話に関心がある人
- 苦い喜劇が好きな人
- ニコラス・ケイジの演技を観たい人
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