ジュラシック・パーク
CGが映画を変えた瞬間として語られる作品。ただ実際に観ると、怖がらせ方の設計と、恐竜をなかなか見せない我慢のほうが効いている。
銃撃戦を「踊り」のように撮る、という発想がここまで徹底された例は多くありません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
香港警察のテキーラ刑事は、茶楼での銃撃戦で相棒を失います。武器密輸組織を追う捜査は、上層部との対立を招きました。
一方、組織の中には潜入捜査官がいました。誰が味方で誰が敵か、境目は曖昧になっていきます。
やがて両者は、組織が武器庫として使う病院で合流します。
廊下からエレベーターまで、切れ目なく撮られた長い場面があります。設計の緻密さが分かる代表的な場面です。
静かな朝の飲茶から一転して銃撃戦になります。落差の付け方が巧みです。
殺しを重ねる潜入捜査官の疲弊が、作品に影を落としています。
ジョン・ウーの様式が最も濃く出た作品です。スローモーション、二丁拳銃、鳩。すべて意図的な誇張です。
物語は単純ですが、潜入捜査官という設定が倫理的な問いを持ち込んでいます。
銃撃戦の量が多く、後半は疲れるという声もあります。好みははっきり分かれます。
二丁拳銃と、病院での長い一続き。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.2 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.0 |
本作の後、ジョン・ウー監督はハリウッドへ活動の場を移しました。
アクション映画の撮り方に影響を与えた作品として、しばしば引用されます。
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