FOR OLD MEN
イントゥ・ザ・ワイルド
憧れる映画としても、警告する映画としても読めます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ショーン・ペン
- 原作
- ジョン・クラカワー
- 音楽
- エディ・ヴェダー
- 出演
- エミール・ハーシュ、ハル・ホルブルック、キャサリン・キーナー
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 148分
- 公開
- 2008年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1990年、大学を卒業したクリス・マッカンドレスは、両親に何も告げず姿を消します。貯金2万4千ドルを慈善団体に寄付し、車を乗り捨て、現金を焼きました。
「アレックス・スーパートランプ」と名乗った彼は、ヒッチハイクと日雇いで各地を移動します。行く先々で人と出会い、そのたびに別れていきます。
目的地はアラスカ。誰にも管理されない土地で、たった一人で暮らすことでした。
ここが見どころ
ロン老人との別れ
孫のようにかわいがった老人が、養子にならないかと申し出る場面。ハル・ホルブルックはこの役でアカデミー助演男優賞にノミネートされました。
アラスカの映像
実際の現地に近い環境での撮影。美しさと過酷さが同じ画面に入っています。
エディ・ヴェダーの歌
パール・ジャムのヴォーカルによる書き下ろし。旅の各段階に章題のように置かれます。
この映画について:すべてを捨ててアラスカへ。実在の青年の記録。
この映画で最も重要なのは、終盤に主人公が本の余白に書きつける一文です。孤独の果てにたどり着いた結論が、旅の前提を否定するものだった、という構造になっています。
実際のマッカンドレスについては、無謀だという批判が根強くあります。ショーン・ペンの演出はやや英雄視に寄っており、そこは注意して観るべきです。
難点は148分の長さと、時系列を行き来する構成がやや冗長なことです。
この作品の良さ
- 自然の映像
- 終盤の一文への収束
- エディ・ヴェダーの音楽
当サイトの評価
すべてを捨ててアラスカへ。実在の青年の記録。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.1 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.7 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 2部門 助演男優賞ほかノミネート
- IMDb
- 8.1 /10
- 原作
- ノンフィクション ジョン・クラカワー
第80回アカデミー賞で助演男優賞と編集賞にノミネートされました。
原作は1996年刊行のノンフィクションです。実在のクリストファー・マッカンドレスの行動については、現在も評価が分かれています。
こんな人におすすめ
- 旅の映画が好きな人
- 実話ものを観たい人
- 自然の映像を味わいたい人
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