イップ・マンIP MAN
洋画2008年アクション2000年代香港

イップ・マン 序章

実在の武術家をもとにした物語です。史実そのままではありませんが、時代の重さは伝わります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ウィルソン・イップ
出演
ドニー・イェン、シモン・ヤム、リン・ホン
製作国
香港
上映時間
106分
公開
2011年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1930年代の中国・佛山。武術の町として知られるこの地で、葉問(イップ・マン)は道場を構えず、静かに暮らしていました。腕は町一番と噂されています。

やがて日中戦争が始まります。町は占領され、裕福だった葉問の家も接収されました。

炭鉱で働く日々のなか、日本軍の将校が「武術の試合」を持ちかけてきます。

ここが見どころ

詠春拳の描き方

近い間合いで手数を重ねる詠春拳の特徴が、はっきり分かるように撮られています。

ドニー・イェンの佇まい

強さより、静けさで見せます。争いを避ける人が、避けられなくなるまでの過程が主題です。

町の描写

戦前の賑わいと戦中の荒廃を対比させることで、失われたものの大きさを見せます。

この映画について:戦争が、町の武術家から道場も家も奪っていく。

アクション映画としての完成度は高く、同時に「何のために戦うのか」を繰り返し問う作品でもあります。

実在の葉問の生涯とは異なる脚色が多く含まれます。歴史の記録としてではなく、物語として観るのが妥当です。

日本軍の描き方は図式的で、そこは好みが分かれるところだと思います。

この作品の良さ

  • 詠春拳の見せ方
  • 主演の抑えた芝居
  • 戦前と戦中の対比

当サイトの評価

4.0/5.0

戦争が、町の武術家から道場も家も奪っていく。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.9
映像美4.4
音楽4.2
演技4.4
余韻4.0

世間ではどう評価されているか

IMDb
8.0 /10
上映時間
106
シリーズ
続編複数

香港で高い評価を受け、続編が複数作られる人気シリーズになりました。

主人公の葉問は、後にブルース・リーの師となった実在の武術家です。

こんな人におすすめ

  • カンフー映画の入口を探している人
  • 静かな主人公が好きな人
  • 実話をもとにした物語が好きな人

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