地獄JIGOKU
邦画1960年ホラー1960年代中川信夫

地獄

後半の地獄描写は、いま観ても異様です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
中川信夫
出演
天知茂、三ツ矢歌子、沼田曜一
上映時間
101分
公開
1960年7月

あらすじ(ネタバレなし)

大学生の清水四郎は、友人の運転する車で轢き逃げに関わってしまいます。良心の呵責から、彼の周囲は崩れていきます。

婚約者を事故で失い、故郷の養老院へ向かった彼の周りで、関係者が次々に死んでいきます。そして全員が、地獄へ落ちます。

ここが見どころ

地獄の描写

血の池、針の山、釜茹で。低予算でありながら、色と造形で押し切っています。

赤と青の照明

現実の場面から既に、不自然な色が使われています。

この映画について:後半40分、全員が地獄に落ちる。

前半は因果応報の教訓譚ですが、後半40分で突然、地獄の見世物になります。この構成の異様さが、この作品の価値です。

新東宝の末期に作られた作品で、製作会社は間もなく倒産しています。

難点は、前半のテンポが悪いことと、演技が大仰なことです。

この作品の良さ

  • 後半の地獄描写
  • 色彩設計
  • 構成の異様さ

当サイトの評価

4.0/5.0

後半40分、全員が地獄に落ちる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.6
音楽4.2
演技4.0
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

評価
カルト的な人気
IMDb
7.0 /10
製作
新東宝

新東宝の末期に製作された作品で、後年、日本ホラー映画の特異な例として再評価されました。

こんな人におすすめ

  • 日本の古典ホラーに興味がある人
  • 変わった構成の映画が好きな人
  • 色彩を味わいたい人

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