カラオケ行こ!KARAOKE IKO!
邦画2024年コメディ2020年代青春

カラオケ行こ!

コメディですが、後半は青春映画としてきちんと効きます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
山下敦弘
脚本
野木亜紀子
原作
和山やま
出演
綾野剛、齋藤潤、芳根京子
上映時間
106分
公開
2024年1月

あらすじ(ネタバレなし)

中学の合唱部部長・岡聡実は、変声期を迎えて高い声が出せなくなっています。全国大会の帰り道、見知らぬ男に声をかけられます。

男は成田狂児という組員でした。組長の主催するカラオケ大会で最下位になると、組長にひどい刺青を入れられるというのです。

「歌がうまくなる方法を教えてくれ」。断り切れず、聡実は狂児にレッスンをすることになります。

ここが見どころ

『紅』

狂児が何度も歌うX JAPANの曲。下手さの段階が丁寧に演出されています。

野木亜紀子の脚本

原作の短い話に、映画としての厚みを加えています。合唱部側の描写が大幅に補強されました。

声変わりという主題

二度と出せなくなる声。コメディの下に、失われるものの話が敷いてあります。

この映画について:ヤクザが、合唱部の中学生に歌のレッスンを頼む。

設定は完全に喜劇ですが、「戻らないものがある」という一点で、青春映画として着地します。この転換が非常にうまい。

綾野剛の狂児は、怖さと情けなさの配分が絶妙です。齋藤潤の抑えた芝居も良い。

難点は、106分の中盤がやや緩いことです。

この作品の良さ

  • 野木亜紀子の脚本
  • 綾野剛の演技
  • 声変わりという主題

当サイトの評価

4.2/5.0

ヤクザが、合唱部の中学生に歌のレッスンを頼む。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.0
音楽4.4
演技4.5
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

原作
和山やま 漫画
受賞
各映画賞 新人賞ほか
IMDb
7.1 /10

原作は和山やまの漫画です。

脚本は『アンナチュラル』『ラストマイル』の野木亜紀子が担当しています。

こんな人におすすめ

  • 笑える映画を探している人
  • 青春映画が好きな人
  • 漫画の実写化の成功例を観たい人

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