子連れ狼LONE WOLF AND CUB
邦画1972年時代劇1970年代劇画原作

子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる

劇画をそのまま実写にした、極端な作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
三隅研次
原作
小池一夫、小島剛夕
出演
若山富三郎、富川晶宏
上映時間
83分
公開
1972年1月

あらすじ(ネタバレなし)

公儀介錯人を務めていた拝一刀は、柳生一族の陰謀により妻を殺され、一族を追われます。

彼は幼い息子の大五郎に、鞠と刀を差し出します。刀を選んだ息子を連れ、彼は「刺客」として生きる道を選びます。

乳母車には仕掛けが仕込まれています。依頼を受け、金で人を斬りながら、父子は柳生への復讐を目指して旅を続けます。

ここが見どころ

乳母車の仕掛け

槍、刃、鉄板。荒唐無稽な発想を、真顔でやり切っています。

若山富三郎の殺陣

柔道と剣術の心得がある俳優で、体の重さと速さが同居しています。

流血の様式

血が噴き出す描写が誇張されています。この表現は後にタランティーノなど海外の監督に影響を与えました。

この映画について:乳母車を押しながら、刺客として旅をする。

リアリズムを完全に放棄した作品です。劇画の絵をそのまま動かすことに徹しており、その割り切りが強みになっています。

海外では『Shogun Assassin』として再編集版が公開され、カルト的な人気を得ました。

難点は、流血と性的な描写がかなり強いこと、そして人物の内面がほとんど描かれないことです。

この作品の良さ

  • 乳母車という発想
  • 若山富三郎の殺陣
  • 様式に徹する潔さ

当サイトの評価

4.0/5.0

乳母車を押しながら、刺客として旅をする。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.5
音楽4.3
演技4.2
余韻4.1

世間ではどう評価されているか

シリーズ
全6作 1972〜1974年
IMDb
7.5 /10
影響
海外の監督に 再編集版が流通

1972年から1974年にかけて全6作が製作されました。

海外では再編集版『Shogun Assassin』が公開され、後の映画作家に影響を与えています。

こんな人におすすめ

  • 様式的な時代劇が好きな人
  • 流血描写に耐性がある人
  • 劇画の実写化に興味がある人

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