MINIONS
& MONSTERS
洋画2026年アニメ2020年代アメリカ

ミニオンズ&モンスターズ

ミニオンズの新作にわざわざレビューが要るのか、と思っていました。観たら考えが変わったので書いています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ピエール・コフィン
製作
イルミネーション
日本語吹替
山寺宏一(グーミー役)ほか
製作国
アメリカ
日本公開
2026年8月7日
北米公開
2026年7月1日

あらすじ(ネタバレなし)

最強最悪のボスを求めて彷徨い続けるミニオンズが、今回たどり着いたのは夢の街ハリウッドでした。映画がどうやって作られているのかを目の当たりにした彼らは、自分たちでもモンスター映画を作ろうと思い立ちます。

問題は、着ぐるみで済ませるという発想がなかったことでした。彼らは本物のモンスターを召喚してしまいます。呼び出されたのは、緑色の小さなモンスター・グーミー。見た目こそ愛嬌がありますが、その目的は「この惑星にあるすべてのものをぶっ壊す」ことでした。

危険な怪物が次々と解き放たれ、街は大混乱に陥ります。おまけにミニオンズの内部でも仲間割れが起き、事態はシリーズ最大の窮地へと転がっていきます。

ここが見どころ

映画づくりが題材

ハリウッド黄金期のスタジオ、サイレント映画の撮影風景、古典的な怪奇映画の造形。元ネタを知らなくても笑えて、知っているとさらに面白いという、いちばん贅沢な作りをしています。

グーミーの造形

小さくて緑色で愛嬌がある。しかし言っていることは終始物騒です。かわいさと物騒さのギャップだけで押し切るキャラクターで、日本語版では山寺宏一が声を当てています。

台詞に頼らない笑い

ミニオンズの言葉は相変わらず意味が取れません。つまり笑いはすべて動きで作られている。サイレント映画への言及が題材として出てくるのは、この構造と噛み合っています。

この映画について:ミニオンズが映画を作ろうとして、本物のモンスターを呼び出す。

このシリーズは「子ども向けの騒がしいやつ」で片付けられがちですが、本作は明確に映画好きへ目配せをしています。舞台をハリウッドに置いて、映画製作そのものを話の軸にしたことで、ドタバタの一つひとつに理由がついたのが大きい。

ピエール・コフィンはシリーズを立ち上げた監督で、ミニオンズの声も自分で当ててきた人です。何が面白くて何が過剰かの線引きが安定していて、90分前後をだれさせずに走り切ります。

物語そのものは単純です。仲間割れがあって、和解があって、大騒動が収まる。予想を裏切る展開は一つもありません。そこを求めて観る作品ではない、というのは正直に書いておきます。

とはいえ、夏休みに家族で観る映画としては、これ以上ないくらい目的に合っています。大人が付き添いで退屈しないという点で、かなり良く出来ています。

この作品の良さ

  • 映画づくりを題材にしたことで、ギャグに筋が通った
  • サイレント映画・古典怪奇映画へのオマージュ
  • 台詞に頼らない、動きだけで作る笑い
  • 付き添いの大人が退屈しない

当サイトの評価

4.0/5.0

ミニオンズが映画を作ろうとして、本物のモンスターを呼び出す。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.3
音楽4.1
演技3.8
余韻3.8

世間ではどう評価されているか

日本公開
2026 年8月7日
北米公開
2026 年7月1日
シリーズ累計
56 億ドル(世界興収)

『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズは、全世界累計興行収入56億ドルに達する人気シリーズです。本作はその最新作にあたります。

公開前の予告編の段階から「シリーズ最高傑作」との声が挙がっており、映画愛にあふれた作りが話題になりました。日本では2026年8月7日公開です。

こんな人におすすめ

  • 家族で観る夏休みの1本を探している人
  • 古いハリウッド映画やモンスター映画が好きな人
  • シリーズを観たことがない人(本作から入れます)

配信を探す

各サービスで「ミニオンズ&モンスターズ」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。