鬼婆ONIBABA
邦画1964年ホラー1960年代新藤兼人

鬼婆

海外での評価が非常に高い作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
新藤兼人
撮影
黒田清己
音楽
林光
出演
乙羽信子、吉村実子、佐藤慶
上映時間
103分
公開
1964年11月

あらすじ(ネタバレなし)

南北朝時代。戦から逃げてきた落ち武者を襲い、武具を剥いで売ることで、母と嫁は生き延びています。死体は深い穴に捨てます。

そこへ、息子とともに出征していた男が一人で戻ってきます。息子は死んだと言います。男と嫁は関係を持ち始めます。

ここが見どころ

ススキの原

人の背丈を超えるススキ。風で揺れる音と、その中を人が走る画だけで恐怖が成立します。

鬼の面

終盤、母が身につける能面。この一つの小道具で、物語が転がります。

林光の音楽

打楽器と不協和音。時代劇の音楽とはまったく違う設計です。

この映画について:一面のススキ野原。落ち武者を殺して売る母と嫁。

扱っているのは、「生き延びるために何をするか」という、身も蓋もない問題です。倫理は最初から成立していません。

海外では日本ホラーの代表作として広く知られており、複数の監督が影響を公言しています。

難点は、性的な描写があることと、テンポが遅いことです。

この作品の良さ

  • ススキの原の映像
  • 鬼の面という小道具
  • 林光の音楽

当サイトの評価

4.3/5.0

一面のススキ野原。落ち武者を殺して売る母と嫁。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.8
音楽4.5
演技4.5
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

評価
海外で高評価 日本ホラーの代表作
IMDb
7.8 /10
上映時間
103分

国際的に高く評価され、日本のホラー映画を代表する一本として知られています。

こんな人におすすめ

  • 日本の古典ホラーに触れたい人
  • 映像の力を求める人
  • 時代劇の変化球が観たい人

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