パスト ライブスPAST LIVES
パスト ライブス/再会
静かです。そして、最後の数分で泣かされます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- セリーヌ・ソン
- 出演
- グレタ・リー、ユ・テオ、ジョン・マガロ
- 製作国
- アメリカ・韓国
- 上映時間
- 106分
- 公開
- 2024年4月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
ソウルの小学校。ナヨンとヘソンは、成績を競い合う仲の良い同級生です。ある日、ナヨンの一家がカナダへ移民することになり、二人は別れます。
12年後。ニューヨークで作家を目指すノラ(ナヨン)は、SNSでヘソンが自分を探していたことを知ります。二人はビデオ通話で毎日話すようになりますが、距離が縮まらないまま、彼女は連絡を絶ちます。
さらに12年後。結婚したノラのもとへ、ヘソンがニューヨークを訪れます。
ここが見どころ
「イニョン」という言葉
前世からの縁を意味する韓国語。この一語が、作品全体の枠組みになっています。
回転木馬の前の会話
24年ぶりに並んで座る二人。台詞は少なく、間が長い。
最後の路上
タクシーを待つ数分間。この沈黙のためにこの映画がある、と言っていい終わり方です。
この映画について:12歳で別れた二人が、24年後にニューヨークで会う。
三角関係の物語ですが、誰も悪くありません。「選ばなかった人生」を悼むという、恋愛映画としては珍しい主題を扱っています。
監督自身の経験が下敷きになっているとされます。夫役の人物が丁寧に描かれており、単純な当て馬になっていない点が優れています。
難点は、何も起きないこと。事件を求める人には物足りないでしょう。
この作品の良さ
- 「選ばなかった人生」という主題
- 夫役の描き方
- 最後の沈黙
当サイトの評価
4.5/5.0
12歳で別れた二人が、24年後にニューヨークで会う。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.6 |
| 映像美 | 4.5 |
| 音楽 | 4.4 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 5.0 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 2部門 作品賞・脚本賞ノミネート
- IMDb
- 7.8 /10
- 監督
- 長編デビュー作 セリーヌ・ソン
第96回アカデミー賞で作品賞と脚本賞にノミネートされました。
セリーヌ・ソンの長編監督デビュー作です。
こんな人におすすめ
- 静かな恋愛映画が好きな人
- 移民の物語に関心がある人
- 余韻の残る映画を探している人
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