
バック・トゥ・ザ・フューチャー
タイムマシンで30年前へ飛んだ高校生が、自分の両親をくっつける。設定だけ聞くとコメディだが、脚本の設計は今なお教科書として扱われるレベル。
スタントを本人が演じることの意味が、いちばん分かりやすく出ている1本です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
香港警察のチェン刑事は、麻薬組織の摘発作戦に加わります。作戦は失敗し、街を巻き込む大追跡になりました。
組織のボスを起訴するため、チェンは秘書の女性を証人として保護する任務を負います。
しかしその過程で、彼自身が罠にはめられていきます。
傘一本でバスにぶら下がる場面から始まります。撮影の危険度がそのまま画面に出ています。
ガラスを次々に割りながら進みます。香港映画のアクション場面として最もよく引用される場面のひとつです。
追跡の合間に、電話をさばくコントのような場面が入ります。緩急の付け方が巧みです。
物語は素朴な刑事ものです。しかしアクションの発明という点では、今観ても新しいと感じます。
ジャッキー・チェンは監督も兼ねています。どこにカメラを置けば体の動きが伝わるかを、演者として知っている強みがあります。
一方で、女性登場人物の扱いは時代を感じさせます。そこは差し引いて観る必要があります。
本人が、本当に落ちて、本当に走る。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.5 |
| 音楽 | 4.1 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.0 |
香港映画のアクションを世界に知らせた作品のひとつとして語られます。
ジャッキー・チェン自身が、自分の代表作としてしばしば本作を挙げています。
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