ザ・レイドTHE RAID
洋画2011年アクション2010年代インドネシア

ザ・レイド

話は驚くほど単純です。そのぶん、アクションの密度だけで最後まで押しきります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ギャレス・エヴァンス
出演
イコ・ウワイス、ジョー・タスリム、ヤヤン・ルヒアン
製作国
インドネシア
上映時間
101分
公開
2012年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

ジャカルタのスラム街。麻薬王が住みついた30階建てのアパートに、特殊部隊が突入します。新人隊員のラマも、その一員でした。

しかし作戦は早々に露見します。館内放送で住人全員に「警官を殺せば家賃はただだ」と告げられ、退路は断たれました。

残された道は、上の階へ進み続けることだけです。

ここが見どころ

シラットという武術

インドネシアの伝統武術プンチャック・シラットを使っています。関節と刃物を多用する、間合いの近い戦い方です。

一棟に絞った舞台

物語の全編がアパート1棟の中で進みます。移動できないという条件が、そのまま緊張になります。

銃から素手へ

前半は銃撃戦、弾が尽きた後半は徒手格闘へ移ります。この切り替えが構成として効いています。

この映画について:30階建ての廃ビル。上へ行くしか、生き延びる道がない。

物語らしい物語はほとんどありません。この映画が差し出すのは、アクションの設計そのものです。

威力のある一撃を、カットを割らずに見せます。誰が何をしたのかが常に分かるので、痛みが伝わります。

難点は、暴力描写が徹底して強いことです。人物への感情移入を期待すると、肩透かしになります。

この作品の良さ

  • アクションの設計と密度
  • 舞台を絞った緊張感
  • 銃撃戦から格闘への移行

当サイトの評価

4.1/5.0

30階建ての廃ビル。上へ行くしか、生き延びる道がない。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.7
映像美4.5
音楽4.3
演技4.0
余韻3.9

世間ではどう評価されているか

IMDb
7.6 /10
上映時間
101
製作国
インドネシア

低予算のインドネシア映画として作られ、映画祭での評判から世界に広がりました。

アクション映画の作り方に影響を与えた1本として語られることが多い作品です。

こんな人におすすめ

  • 格闘アクションを浴びたい人
  • 設定より動きを見たい人
  • 暴力描写に耐性がある人

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