ザ・レイドTHE RAID
ザ・レイド
話は驚くほど単純です。そのぶん、アクションの密度だけで最後まで押しきります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ギャレス・エヴァンス
- 出演
- イコ・ウワイス、ジョー・タスリム、ヤヤン・ルヒアン
- 製作国
- インドネシア
- 上映時間
- 101分
- 公開
- 2012年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
ジャカルタのスラム街。麻薬王が住みついた30階建てのアパートに、特殊部隊が突入します。新人隊員のラマも、その一員でした。
しかし作戦は早々に露見します。館内放送で住人全員に「警官を殺せば家賃はただだ」と告げられ、退路は断たれました。
残された道は、上の階へ進み続けることだけです。
ここが見どころ
シラットという武術
インドネシアの伝統武術プンチャック・シラットを使っています。関節と刃物を多用する、間合いの近い戦い方です。
一棟に絞った舞台
物語の全編がアパート1棟の中で進みます。移動できないという条件が、そのまま緊張になります。
銃から素手へ
前半は銃撃戦、弾が尽きた後半は徒手格闘へ移ります。この切り替えが構成として効いています。
この映画について:30階建ての廃ビル。上へ行くしか、生き延びる道がない。
物語らしい物語はほとんどありません。この映画が差し出すのは、アクションの設計そのものです。
威力のある一撃を、カットを割らずに見せます。誰が何をしたのかが常に分かるので、痛みが伝わります。
難点は、暴力描写が徹底して強いことです。人物への感情移入を期待すると、肩透かしになります。
この作品の良さ
- アクションの設計と密度
- 舞台を絞った緊張感
- 銃撃戦から格闘への移行
当サイトの評価
4.1/5.0
30階建ての廃ビル。上へ行くしか、生き延びる道がない。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.7 |
| 映像美 | 4.5 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 3.9 |
世間ではどう評価されているか
- IMDb
- 7.6 /10
- 上映時間
- 101 分
- 製作国
- インドネシア
低予算のインドネシア映画として作られ、映画祭での評判から世界に広がりました。
アクション映画の作り方に影響を与えた1本として語られることが多い作品です。
こんな人におすすめ
- 格闘アクションを浴びたい人
- 設定より動きを見たい人
- 暴力描写に耐性がある人
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