シン・エヴァンゲリオンTHRICE UPON A TIME
シン・エヴァンゲリオン劇場版
予備知識が必須の作品です。単体では成立しないので、そこは正直に書いておきます。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 総監督・脚本
- 庵野秀明
- 音楽
- 鷺巣詩郎
- 制作
- スタジオカラー
- 声の出演
- 緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、三石琴乃
- 上映時間
- 155分
- 公開
- 2021年3月
あらすじ(ネタバレなし)
世界の大半が失われたあと。碇シンジは、生き残った人々が営む集落にたどり着きます。田を耕し、子どもが生まれ、生活が続いている場所でした。
そこで過ごす時間を経て、シンジは再び戦いの場へ戻ります。父・ゲンドウが進める計画を止めるため、そして長く続いてきたすべてに決着をつけるために。
ここが見どころ
前半の集落
戦闘のない30分以上が、農作業と生活に費やされます。この時間があることが、この完結編の性格を決めています。
作り物を見せる
終盤、背景が撮影スタジオになり、作画が線画に戻る場面があります。虚構であることを自分から明かすという選択です。
この映画について:25年続いた話を、終わらせるためだけの映画。
この作品が引き受けているのは、25年間続いた物語を、続けないと決めることです。だから戦闘より、日常と別れの場面に時間が使われています。
前半の集落の描写が特に良く、テレビシリーズから続く登場人物たちが、ただ生活しているだけの時間が置かれる。これがこの完結編の答えだと思います。
難点は、シリーズを知らないと何も分からないことです。用語も人物も説明されません。単体の映画としては評価できないタイプの作品で、そこは正直に言うべきところです。
この作品の良さ
- 終わらせることを主題に据えた構成
- 前半の生活描写
- 虚構であることを自ら明かす終盤
当サイトの評価
4.3/5.0
25年続いた話を、終わらせるためだけの映画。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.2 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- 国内興行収入
- 102.8 億円
- 日本アカデミー賞
- 最優秀アニメーション作品賞 第45回
- シリーズ
- 完結編 1995年から続く
国内興行収入102.8億円を記録。1995年のテレビシリーズから続いた作品群の完結編として、公開当時大きな話題になりました。
こんな人におすすめ
- シリーズを追ってきた人
- 長く続いた物語の終わり方に興味がある人
- 庵野秀明作品を追いたい人
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