シン・エヴァンゲリオンTHRICE UPON A TIME
邦画2021年アニメ2020年代庵野秀明

シン・エヴァンゲリオン劇場版

予備知識が必須の作品です。単体では成立しないので、そこは正直に書いておきます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

総監督・脚本
庵野秀明
音楽
鷺巣詩郎
制作
スタジオカラー
声の出演
緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、三石琴乃
上映時間
155分
公開
2021年3月

あらすじ(ネタバレなし)

世界の大半が失われたあと。碇シンジは、生き残った人々が営む集落にたどり着きます。田を耕し、子どもが生まれ、生活が続いている場所でした。

そこで過ごす時間を経て、シンジは再び戦いの場へ戻ります。父・ゲンドウが進める計画を止めるため、そして長く続いてきたすべてに決着をつけるために。

ここが見どころ

前半の集落

戦闘のない30分以上が、農作業と生活に費やされます。この時間があることが、この完結編の性格を決めています。

作り物を見せる

終盤、背景が撮影スタジオになり、作画が線画に戻る場面があります。虚構であることを自分から明かすという選択です。

この映画について:25年続いた話を、終わらせるためだけの映画。

この作品が引き受けているのは、25年間続いた物語を、続けないと決めることです。だから戦闘より、日常と別れの場面に時間が使われています。

前半の集落の描写が特に良く、テレビシリーズから続く登場人物たちが、ただ生活しているだけの時間が置かれる。これがこの完結編の答えだと思います。

難点は、シリーズを知らないと何も分からないことです。用語も人物も説明されません。単体の映画としては評価できないタイプの作品で、そこは正直に言うべきところです。

この作品の良さ

  • 終わらせることを主題に据えた構成
  • 前半の生活描写
  • 虚構であることを自ら明かす終盤

当サイトの評価

4.3/5.0

25年続いた話を、終わらせるためだけの映画。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.8
音楽4.6
演技4.2
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

国内興行収入
102.8 億円
日本アカデミー賞
最優秀アニメーション作品賞 第45回
シリーズ
完結編 1995年から続く

国内興行収入102.8億円を記録。1995年のテレビシリーズから続いた作品群の完結編として、公開当時大きな話題になりました。

こんな人におすすめ

  • シリーズを追ってきた人
  • 長く続いた物語の終わり方に興味がある人
  • 庵野秀明作品を追いたい人

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