哭声/コクソンTHE WAILING
哭声/コクソン
長いです。そして、観たあとに答え合わせをしたくなります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ナ・ホンジン
- 出演
- クァク・ドウォン、ファン・ジョンミン、國村隼、千玗嬉
- 製作国
- 韓国
- 上映時間
- 156分
- 公開
- 2017年3月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
韓国の山あいの村・谷城(コクソン)。住民が家族を惨殺する事件が続けて起こります。犯人はいずれも発疹だらけで、正気を失っていました。
警官のジョングは、村外れに越してきた日本人の男が原因ではないかという噂を聞きます。半信半疑のまま調べ始めた彼の娘に、同じ症状が現れます。
藁にもすがる思いで、彼は祈祷師を呼びます。しかし、誰の言葉を信じればいいのかが分からなくなっていきます。
ここが見どころ
祈祷の場面
村での祈祷と、山の中の儀式を並行して見せる10分近い一連。音と編集の圧が凄まじい。
國村隼の起用
正体の分からない日本人の役。この演技で韓国の主要映画賞の助演男優賞を受賞しました。日本人俳優としては異例です。
ジャンルの切り替え
刑事もの、コメディ、オカルト、家族劇。次に何が起きるか予測できません。
この映画について:156分、何が正しいのか最後まで分からない。
この映画は、観客に判断を誤らせるように作られています。「疑うこと」自体が罠として設計されているという構造です。
宗教的な要素が複数入り混じり、解釈は開かれたままです。公開後、解釈をめぐる議論が長く続きました。
難点は156分の長さと、後味の悪さです。娯楽として楽しむ作品ではありません。
この作品の良さ
- 祈祷の場面の演出
- ジャンルが切り替わる構成
- 國村隼の演技
当サイトの評価
4.3/5.0
156分、何が正しいのか最後まで分からない。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.5 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.7 |
世間ではどう評価されているか
- 受賞
- 韓国主要映画賞 助演男優賞ほか
- カンヌ
- 特別招待 2016年
- IMDb
- 7.4 /10
2016年のカンヌ国際映画祭に特別招待作品として出品されました。
國村隼は韓国の主要映画賞である青龍映画賞で助演男優賞を受賞しており、日本人俳優としては初の快挙とされています。
こんな人におすすめ
- 長尺のホラーに耐えられる人
- 解釈を語り合いたい人
- 韓国映画を追いたい人
配信を探す
各サービスで「哭声/コクソン」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。