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洋画2022年ドラマ2020年代父娘

aftersun/アフターサン

何も説明されません。それでも、観終わったあとに分かります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
シャーロット・ウェルズ
出演
ポール・メスカル、フランキー・コリオ
製作国
イギリス・アメリカ
上映時間
102分
公開
2023年5月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1990年代後半、トルコの安いリゾート。11歳のソフィは、父カラムと二人で夏休みを過ごしています。両親は既に別れており、父と会えるのは久しぶりです。

プールで泳ぎ、ビリヤードをし、カラオケに出る。ビデオカメラで互いを撮り合いながら、二人は数日を過ごします。

父はまだ30歳を少し過ぎたばかりです。ソフィには見えていない何かを、彼は抱えていました。

ここが見どころ

ビデオ映像の使い方

当時撮影された映像と、現在の視点が混ざります。記憶とは何かという問題が、形式そのものになっています。

見えない父

父の苦しみは、直接描かれません。鏡越し、画面の端、暗闇の中。すべて娘に見えなかった位置に置かれます。

最後のダンス

ストロボの明滅の中で交わされる数秒。この作品が何を語っていたかが、ここで一気に分かります。

この映画について:父と過ごした最後の夏を、20年後に思い出す。

起きた出来事は最後まで明言されません。それでも観客が理解できるのは、記憶の断片の置き方が正確だからです。

ポール・メスカルはこの作品でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。感情を見せない演技が非常に良い。

難点は、物語の起伏がまったくないこと。何も起きない休暇の映像が延々と続きます。

この作品の良さ

  • 記憶を形式にした構成
  • 見せないことで示す演出
  • 最後のダンス

当サイトの評価

4.4/5.0

父と過ごした最後の夏を、20年後に思い出す。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.4
映像美4.6
音楽4.5
演技4.8
余韻5.0

世間ではどう評価されているか

カンヌ
批評家週間出品 2022年
アカデミー賞
ノミネート 主演男優賞
IMDb
7.5 /10

2022年のカンヌ国際映画祭批評家週間に出品され、国際的に高い評価を受けました。

シャーロット・ウェルズの長編監督デビュー作です。

こんな人におすすめ

  • 静かな映画が好きな人
  • 父娘の話に関心がある人
  • 説明されない作品が平気な人

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