アネットANNETTE
アネット
変わった映画が観たいときに。合わない人には最後まで無理です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- レオス・カラックス
- 音楽・原案
- スパークス
- 出演
- アダム・ドライバー、マリオン・コティヤール、サイモン・ヘルバーグ
- 製作国
- フランス・ドイツ・ベルギーほか
- 上映時間
- 140分
- 公開
- 2021年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
ロサンゼルス。過激な芸風のスタンダップコメディアン、ヘンリーと、世界的なオペラ歌手アンは、注目される恋人同士です。
二人は結婚し、娘アネットが生まれます。アネットは、木の人形として画面に登場します。
アンの人気は上がり続け、ヘンリーの舞台は失敗が続きます。そして、ある夜に事件が起こります。
ここが見どころ
全編が歌
会話も口論も歌になります。スパークスによる楽曲が全編を貫きます。
人形の娘
アネットは終盤まで木の人形です。この一点で、作品全体が寓話として枠づけられます。
冒頭の行進
スタッフと俳優が歌いながら街を歩き出す導入。「これから映画を始める」という宣言です。
この映画について:全編が歌。娘は人形として登場する。
レオス・カラックスは『ホーリー・モーターズ』以来の長編でした。形式の極端さは変わっていません。
扱っているのは、才能への嫉妬と、子どもを道具にすることの罪です。終盤で主題が明確になります。
難点は、140分の中盤が冗長なことと、形式に耐えられない人がいることです。
この作品の良さ
- 全編を歌で通す形式
- 人形という設定
- 冒頭の導入
当サイトの評価
3.9/5.0
全編が歌。娘は人形として登場する。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 3.8 |
| 映像美 | 4.7 |
| 音楽 | 4.8 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.1 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- 監督賞 2021年
- IMDb
- 6.5 /10
- 音楽
- スパークス 原案も担当
2021年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞し、同映画祭のオープニング作品として上映されました。
音楽と原案は、アメリカのバンド「スパークス」が手がけています。
こんな人におすすめ
- 変わった形式の映画が好きな人
- ミュージカルの変化球を観たい人
- カラックス作品を追いたい人
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