バビロンBABYLON
洋画2022年ドラマ2020年代デイミアン・チャゼル

バビロン

下品で、うるさく、長い。それを承知で観てください。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
デイミアン・チャゼル
音楽
ジャスティン・ハーウィッツ
出演
ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、ディエゴ・カルバ、ジーン・スマート
製作国
アメリカ
上映時間
189分
公開
2023年2月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1926年、ロサンゼルス。メキシコ移民のマニーは、業界の下働きをしながら映画の仕事に憧れています。

無名の女優志望ネリーは、豪邸のパーティーに紛れ込み、そこで偶然の機会を掴みます。

サイレント映画の全盛期。しかし『ジャズ・シンガー』の登場によって、業界は一夜にして音の時代へ移ります。それまでのやり方が、すべて通用しなくなります。

ここが見どころ

冒頭のパーティー

約30分続く狂騒。この時点で、観客はこの映画に付き合うかどうかを決めることになります。

トーキー撮影の場面

音を拾うために全員が動けなくなる一連。喜劇として非常によくできています。

終盤のモンタージュ

映画史100年の映像が流れます。賛否が最も分かれる箇所です。

この映画について:サイレントからトーキーへ。業界が総入れ替えになる。

デイミアン・チャゼルは『ラ・ラ・ランド』でハリウッドを讃えました。今回はその裏側を、汚物と死体まで含めて描きます。

興行的には失敗し、批評も割れました。ただ、映画という産業への両義的な感情は本物です。

難点は189分の長さと、過剰さが単なる悪趣味に見える箇所があることです。

この作品の良さ

  • トーキー移行期の描写
  • 音楽と編集の勢い
  • 業界への両義的な視線

当サイトの評価

3.9/5.0

サイレントからトーキーへ。業界が総入れ替えになる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.6
映像美4.9
音楽4.9
演技4.5
余韻3.9

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
3部門 美術賞ほかノミネート
IMDb
7.1 /10
興行
振るわず 評価は分裂

第95回アカデミー賞で美術賞、衣装デザイン賞、作曲賞にノミネートされました。

興行成績は製作費に見合わず、批評の評価も大きく割れた作品です。

こんな人におすすめ

  • 映画史に関心がある人
  • 長尺と下品さに耐えられる人
  • 『ラ・ラ・ランド』を観た人

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