ブルー・ムーン
ミュージカルの知識があると、面白さが倍増します。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- リチャード・リンクレイター
- 脚本
- ロバート・カプロウ
- 出演
- イーサン・ホーク、マーガレット・クアリー、アンドリュー・スコット
- 製作国
- アメリカ・アイルランド
- 上映時間
- 100分
- 公開
- 2026年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1943年3月31日、ニューヨーク。ミュージカル『オクラホマ!』の初日公演が大成功を収めています。
しかし作曲家リチャード・ロジャースの長年の相棒だった作詞家ロレンツ・ハートは、その舞台に関わっていません。彼はコンビを解消され、酒に溺れています。
ハートはバーのカウンターに座り、バーテンダーに、若い女性に、そして祝賀会から流れてきた元相棒に、しゃべり続けます。
ここが見どころ
一晩・一場所
ほぼ全編がバーの中です。リンクレイターの会話劇の技術が凝縮されています。
イーサン・ホークの変身
身長を低く見せる工夫や話し方で、実在の人物に寄せています。アカデミー主演男優賞にノミネートされました。
『Blue Moon』
ハートが作詞した名曲。作品の中で、その言葉の意味が変わっていきます。
この映画について:1943年3月31日の夜、バーのカウンターだけで進む。
扱っているのは、「かつて才能を認められた人が、時代に追い抜かれる瞬間」です。相手を祝いながら壊れていく男の一晩です。
リンクレイターは会話だけで映画を作れる稀な監督です。この作品はその技術が最も凝縮された形で出ています。
難点は、アメリカのミュージカル史への知識があるほうが楽しめることです。
この作品の良さ
- 一晩の会話だけで持たせる構成
- イーサン・ホークの演技
- 楽曲の使い方
当サイトの評価
1943年3月31日の夜、バーのカウンターだけで進む。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.4 |
| 映像美 | 4.1 |
| 音楽 | 4.4 |
| 演技 | 4.8 |
| 余韻 | 4.3 |
世間ではどう評価されているか
- ベルリン
- 銀熊賞 2025年・助演賞
- アカデミー賞
- ノミネート 主演男優賞
- IMDb
- 7.0 /10
2025年のベルリン国際映画祭で銀熊賞(助演賞)を受賞し、第98回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされました。
作詞家ロレンツ・ハートは実在の人物で、『Blue Moon』『My Funny Valentine』などの作詞で知られます。
こんな人におすすめ
- 会話劇が好きな人
- ミュージカル史に関心がある人
- リンクレイター作品を追いたい人
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