キャリーCARRIE
洋画1976年ホラー1970年代スティーヴン・キング

キャリー

ホラーですが、大半はいじめの話です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ブライアン・デ・パルマ
原作
スティーヴン・キング
出演
シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ジョン・トラボルタ
製作国
アメリカ
上映時間
98分
公開
1977年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

高校生のキャリー・ホワイトは、内気で友達がいません。母は極端な宗教信者で、娘に性についての知識を一切与えていませんでした。

体育の授業後、シャワー室で初潮を迎えた彼女は、何が起きたか分からず取り乱します。同級生は笑い、ナプキンを投げつけます。

この件で処分を受けた生徒たちは、報復を計画します。同時にキャリーは、自分に念動力があることに気づき始めていました。

ここが見どころ

分割画面

終盤、画面を左右に分けて同時に見せます。デ・パルマが得意とする技法で、この作品が代表例です。

プロムの場面

スローモーションで長く引き伸ばされた数分。何が起きるか分かっているのに目が離せません。

パイパー・ローリーの母

娘への愛情と支配が同じ形をしている人物。アカデミー助演女優賞にノミネートされました。

この映画について:プロムの夜、頭から豚の血をかけられる。

この映画の力は、復讐の場面よりも、そこに至るまでのいじめの描写にあります。加害側が悪意なく笑っているのが怖い。

シシー・スペイセクとパイパー・ローリーが、ホラー作品としては異例のアカデミー賞ノミネートを受けています。

難点は、いまの目には演出が誇張的に見えることと、最後の場面が定番になりすぎたことです。

この作品の良さ

  • いじめの描写
  • 分割画面などの技法
  • 母親役の造形

当サイトの評価

4.1/5.0

プロムの夜、頭から豚の血をかけられる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.4
音楽4.5
演技4.6
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
2部門 主演・助演女優賞ノミネート
IMDb
7.4 /10
原作
スティーヴン・キング 長編第1作

第49回アカデミー賞で主演女優賞と助演女優賞にノミネートされました。ホラー作品として演技部門に二人が同時に候補入りするのは異例です。

原作はスティーヴン・キングの長編デビュー作です。

こんな人におすすめ

  • 青春ホラーが好きな人
  • スティーヴン・キング原作を追いたい人
  • いじめを扱った作品に関心がある人

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