DIE HARD
洋画1988年アクション1980年代アメリカ

ダイ・ハード

難しいことは何もありません。ただ、構成の巧さは分析に値します。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ジョン・マクティアナン
出演
ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、ボニー・ベデリア
上映時間
131分
日本公開
1989年2月

あらすじ(ネタバレなし)

クリスマス・イヴ。別居中の妻に会うためロサンゼルスへ来たニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、妻の勤務先のパーティーに顔を出します。

そこへ武装集団が乱入し、ビルを占拠。たまたま難を逃れたマクレーンは、靴も履かないまま、たった一人で30階建てのビルの中を動き回ることになります。

ここが見どころ

舞台がビル一棟

移動範囲が限定されているので、どこに誰がいるかが常に把握できる。これが緊張の土台です。

アラン・リックマンの悪役

知的で冷静、そして皮肉屋。主人公と同じくらい面白い悪役を置いたことが、この作品の成功の半分です。

この映画について:ビル一棟の中だけで、131分持たせる。

アクション映画の構成としては、ほぼ完成形です。主人公は超人ではなく、傷つき、怯え、無線で愚痴を言う。この等身大さが当時としては新しかった。

空間の設計が徹底しており、エレベーターシャフト、通風口、屋上と、ビルの構造がそのまま作戦になります。

難点は、いま観ると展開が読めることと、続編を含めてこの型が使われすぎたことです。また警察上層部の描き方は戯画的です。

この作品の良さ

  • 舞台を一棟に限定した空間設計
  • 等身大の主人公
  • アラン・リックマンの悪役

当サイトの評価

4.6/5.0

ビル一棟の中だけで、131分持たせる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.8
映像美4.4
音楽4.4
演技4.6
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

IMDb
8.2 /10
影響
決定的 「◯◯版ダイ・ハード」という言い方が定着
シリーズ
全5作 以降シリーズ化

「限定空間で一人が戦う」という型を確立し、以降「◯◯版ダイ・ハード」という言い方が定着するほど模倣されました。アクション映画の基準作のひとつです。

こんな人におすすめ

  • アクション映画の定番を押さえたい人
  • 構成の巧さを味わいたい人
  • クリスマスに観る一本を探している人

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