PARADISO
DIE HARD
ダイ・ハード
難しいことは何もありません。ただ、構成の巧さは分析に値します。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ジョン・マクティアナン
- 出演
- ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、ボニー・ベデリア
- 上映時間
- 131分
- 日本公開
- 1989年2月
あらすじ(ネタバレなし)
クリスマス・イヴ。別居中の妻に会うためロサンゼルスへ来たニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、妻の勤務先のパーティーに顔を出します。
そこへ武装集団が乱入し、ビルを占拠。たまたま難を逃れたマクレーンは、靴も履かないまま、たった一人で30階建てのビルの中を動き回ることになります。
ここが見どころ
舞台がビル一棟
移動範囲が限定されているので、どこに誰がいるかが常に把握できる。これが緊張の土台です。
アラン・リックマンの悪役
知的で冷静、そして皮肉屋。主人公と同じくらい面白い悪役を置いたことが、この作品の成功の半分です。
この映画について:ビル一棟の中だけで、131分持たせる。
アクション映画の構成としては、ほぼ完成形です。主人公は超人ではなく、傷つき、怯え、無線で愚痴を言う。この等身大さが当時としては新しかった。
空間の設計が徹底しており、エレベーターシャフト、通風口、屋上と、ビルの構造がそのまま作戦になります。
難点は、いま観ると展開が読めることと、続編を含めてこの型が使われすぎたことです。また警察上層部の描き方は戯画的です。
この作品の良さ
- 舞台を一棟に限定した空間設計
- 等身大の主人公
- アラン・リックマンの悪役
当サイトの評価
4.6/5.0
ビル一棟の中だけで、131分持たせる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.8 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.4 |
| 演技 | 4.6 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- IMDb
- 8.2 /10
- 影響
- 決定的 「◯◯版ダイ・ハード」という言い方が定着
- シリーズ
- 全5作 以降シリーズ化
「限定空間で一人が戦う」という型を確立し、以降「◯◯版ダイ・ハード」という言い方が定着するほど模倣されました。アクション映画の基準作のひとつです。
こんな人におすすめ
- アクション映画の定番を押さえたい人
- 構成の巧さを味わいたい人
- クリスマスに観る一本を探している人
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