ザ・フライTHE FLY
洋画1986年ホラー1980年代クローネンバーグ

ザ・フライ

怖いというより、悲しい映画です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
デヴィッド・クローネンバーグ
特殊メイク
クリス・ウェイラス
音楽
ハワード・ショア
出演
ジェフ・ゴールドブラム、ジーナ・デイヴィス
製作国
アメリカ・カナダ
上映時間
96分
公開
1986年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

科学者セスは、物質を転送する装置を開発しました。記者のヴェロニカは、その研究を追いかけるうちに彼と親しくなります。

ある夜、酔ったセスは自分自身で実験を行います。しかし装置の中には、一匹のハエが紛れ込んでいました。

ここが見どころ

特殊メイク

段階的に変化していく身体。アカデミーメイクアップ賞を受賞しました。

「昆虫の政治学」

変化が進むなか、セスが語る独白。彼が人間でなくなっていく自覚が示されます。

ヴェロニカの立場

見守るしかない側の描写。ここが作品の感情の芯です。

この映画について:転送装置の実験で、科学者とハエが混ざる。

1958年の同名作のリメイクですが、クローネンバーグは病の進行と看取りの物語として作り直しています。

公開当時、エイズの隠喩として読まれました。監督自身は否定していますが、そう読める構造ではあります。

難点は、身体変容の描写が非常に強いことです。

この作品の良さ

  • 特殊メイクの完成度
  • 病と看取りの物語としての構造
  • ジェフ・ゴールドブラムの演技

当サイトの評価

4.2/5.0

転送装置の実験で、科学者とハエが混ざる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.5
音楽4.3
演技4.6
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
メイクアップ賞 1987年
IMDb
7.6 /10
原作
1958年版のリメイク

第59回アカデミー賞でメイクアップ賞を受賞しました。

1958年の同名作のリメイクにあたります。

こんな人におすすめ

  • 特殊メイクに興味がある人
  • 悲しいホラーが好きな人
  • 強い描写に耐性がある人

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