ハード・トゥルースHARD TRUTHS
洋画2024年ドラマ2020年代マイク・リー

ハード・トゥルース

主人公に共感はできません。それでも最後に効きます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
マイク・リー
出演
マリアンヌ・ジャン=バティスト、ミシェル・オースティン、デヴィッド・ウェバー
製作国
イギリス・スペイン
上映時間
97分
公開
2025年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

ロンドン。パンジーは、家の中でも外でも怒っています。店員に、隣人に、夫に、息子に。誰も彼女を止められません。

妹のシャンテルは対照的に明るく、美容室を営んでいます。母の日、二人は墓参りに出かけます。

ここが見どころ

マリアンヌ・ジャン=バティストの演技

怒りだけで97分を持たせます。『秘密と嘘』以来、マイク・リーと組んできた俳優です。

墓地の場面

終盤、姉妹が母の墓の前で話します。ここで、なぜ彼女がこうなのかが少しだけ示されます。

この映画について:何にでも怒っている女性。家族は疲れきっている。

マイク・リーは、俳優との即興的な作り込みで脚本を組み立てる作家です。会話の質感は、他の映画とは明らかに違います。

うつ状態にある人物を、診断名を出さずに描いています。周囲の疲弊も等しく描かれます。

難点は、主人公の言動が観ていて苦痛なことです。

この作品の良さ

  • 主演の演技
  • 会話の質感
  • 診断名を出さない描き方

当サイトの評価

4.1/5.0

何にでも怒っている女性。家族は疲れきっている。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.0
音楽4.0
演技4.9
余韻4.3

世間ではどう評価されているか

受賞
各批評家賞 主演女優賞
IMDb
7.0 /10
監督
マイク・リー

各国の批評家協会賞で、マリアンヌ・ジャン=バティストが主演女優賞を多数受賞しました。

マイク・リー監督と主演は、『秘密と嘘』(1996年)以来の再会となります。

こんな人におすすめ

  • マイク・リー作品が好きな人
  • 会話劇が好きな人
  • 共感できない主人公でも平気な人

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