イノセンツTHE INNOCENTS
洋画2021年ホラー2020年代ノルウェー

イノセンツ

動物や子どもへの加害描写があります。苦手な方は注意してください。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
エスキル・フォクト
出演
ラーケル・レノーラ・フレットゥム、アルヴァ・ブリンスモ・ラームスタ
製作国
ノルウェーほか
上映時間
117分
公開
2022年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

ノルウェーの団地。夏休み、9歳のイーダは引っ越してきたばかりです。自閉症の姉アナは言葉を話さず、両親の関心は姉に向いています。

イーダは、同じ団地に住むベンという少年と知り合います。彼は、触れずに物を動かすことができました。

やがて、アナとアイシャという少女にも、それぞれ別の能力が現れます。四人の子どもは、大人の目の届かない場所で遊び始めます。

ここが見どころ

大人が出てこない

物語のほとんどが、大人の視界の外で進みます。誰も止めに入りません。

音の設計

劇伴が極端に少なく、団地の環境音が主体です。

終盤の対決

誰も動かず、誰も声を上げない。公園で、能力だけがぶつかり合う数分です。

この映画について:夏休みの団地。子どもたちに、超能力が芽生える。

脚本家として『わたしは最悪。』も手がけたエスキル・フォクトの監督作です。「子どもは無垢ではない」という前提を、逃げずに描いています。

超能力を扱いながら、演出は徹底して地味です。特殊効果はほとんど使われません。

難点は、動物と子どもへの加害描写があること。これが受け付けない人は多いと思います。

この作品の良さ

  • 大人を排した構成
  • 地味な演出
  • 終盤の静かな対決

当サイトの評価

4.2/5.0

夏休みの団地。子どもたちに、超能力が芽生える。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.5
音楽4.3
演技4.4
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

カンヌ
ある視点部門 2021年
IMDb
6.9 /10
脚本
エスキル・フォクト 『わたしは最悪。』も担当

2021年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門で上映されました。

監督のエスキル・フォクトは、『わたしは最悪。』の共同脚本も手がけています。

こんな人におすすめ

  • 静かなホラーが好きな人
  • 北欧映画に関心がある人
  • 厳しい描写に耐えられる人

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