言の葉の庭THE GARDEN OF WORDS
邦画2013年アニメ2010年代新海誠

言の葉の庭

短編に近い長さなので、気軽に試せます。新海誠作品の映像を確認するのにも向いています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

原作・脚本・監督
新海誠
音楽
柏大輔
声の出演
入野自由、花澤香菜
上映時間
46分
公開
2013年5月

あらすじ(ネタバレなし)

雨の日の朝だけ、学校をさぼって新宿御苑で靴の絵を描いている高校生・タカオ。ある日、そこで缶ビールとチョコレートを前にした年上の女性・ユキノと出会います。

雨の日にだけ顔を合わせる関係が続きます。互いの事情は話さないまま、季節は梅雨から夏へ。やがて彼は、彼女が抱えていたものを知ることになります。

ここが見どころ

雨の作画

水たまり、葉に落ちる雫、傘。雨を描くことに全力を注いだ46分で、この作品の存在理由がここにあります。

距離の縮まり方

会話は少なく、相手のことを聞かない。関係の名前を決めないまま進むのが、この作品の質感です。

この映画について:46分。雨の日の公園だけで完結する。

46分という長さが、この作品には最適です。これ以上長ければ、必ず余計な説明が入ったはず。短いから、雨と沈黙だけで持ちます。

映像は新海誠作品の中でも突出しており、特に水の表現は現在の基準でも上位です。

難点は、終盤で感情が一気に噴出する場面が、それまでの静けさと釣り合っていないことです。ここだけ演出が過剰に感じます。また物語としては小さく、それを物足りないと取る人はいます。

この作品の良さ

  • 雨の作画に全力を注いだ映像
  • 46分という長さの適切さ
  • 関係に名前をつけないまま進む距離感

当サイトの評価

4.3/5.0

46分。雨の日の公園だけで完結する。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美5.0
音楽4.6
演技4.2
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

上映時間
46分 劇場長編としては異例の短さ
IMDb
7.5 /10
公開
小規模 限られた劇場での上映

46分という劇場作品としては異例の短さで公開されました。『君の名は。』以前の新海誠監督の代表作とされ、映像表現の水準の高さで評価されています。

こんな人におすすめ

  • 短い作品を試したい人
  • 映像の美しさを味わいたい人
  • 新海誠作品を順に観たい人

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