MAD MAX
FURY ROAD
FURY ROAD
マッドマックス 怒りのデス・ロード
話の単純さと映像の物量が両立している稀な作品です。シリーズを知らなくても問題ありません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- ジョージ・ミラー
- 出演
- トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト
- 上映時間
- 120分
- 日本公開
- 2015年6月
あらすじ(ネタバレなし)
文明が崩壊し、水と燃料を独占する男イモータン・ジョーが支配する荒野。彼の配下の女性隊長フュリオサは、輸送任務の途中で進路を外れます。
彼女はジョーに囚われていた5人の妻を密かに連れ出し、自分の生まれ故郷を目指していました。捕らわれていた男マックスも巻き込まれ、大規模な追跡劇が始まります。
ここが見どころ
実車と実爆発
CGは補助に留め、改造車とスタントを実際に走らせて撮っています。重量と埃が画面にあるので、迫力の質が違います。
中央に置き続ける編集
重要な被写体を常に画面中央に置くことで、猛烈な速度でも目が迷いません。速いのに分かりやすいという稀な達成です。
この映画について:行って、戻ってくる。話はそれだけ。
物語は行って、引き返して、戻るだけです。台詞も少なく、設定の説明もほとんどない。それでも成立するのは、必要な情報が全部画に入っているからです。
実質的な主人公はフュリオサで、マックスは同行者にすぎません。この配置がシリーズの流れを変えました。
難点は、アクションが続くぶん静かな時間がほとんどないことです。また、世界設定を知りたい人には説明が足りません。逆に言えば、それを潔いと取れるかどうかです。
この作品の良さ
- 実車とスタントによる重量感
- 速くても分かりやすい編集設計
- 台詞に頼らない情報提示
当サイトの評価
4.7/5.0
行って、戻ってくる。話はそれだけ。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.3 |
| 映像美 | 5.0 |
| 音楽 | 4.9 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 4.4 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 6冠 編集賞・美術賞・衣装デザイン賞ほか
- IMDb
- 8.1 /10
- 評価
- 最高位 2010年代のベストに挙がる常連
第88回アカデミー賞で編集賞・美術賞・衣装デザイン賞など6部門を受賞。技術系の主要部門をほぼ独占し、アクション映画としては異例の評価を受けました。
こんな人におすすめ
- アクション映画を一本選ぶなら、という人
- 実写のスタントが好きな人
- 説明の少ない作品が平気な人
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