まほろ駅前多田便利軒MAHORO
邦画2011年ドラマ2010年代三浦しをん原作

まほろ駅前多田便利軒

何も解決しませんが、観たあと気分が軽くなります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
大森立嗣
原作
三浦しをん
出演
瑛太、松田龍平、片岡礼子、松尾スズキ
上映時間
124分
公開
2011年4月

あらすじ(ネタバレなし)

東京郊外のまほろ市。多田啓介は、駅前で便利屋を一人で営んでいます。バスの本数を数える、犬を預かる、塾へ子どもを送る。仕事は雑多です。

年末のある日、高校の同級生だった行天春彦が、突然店先に現れます。行き場がないらしく、そのまま居着いてしまいます。

二人とも、過去に何かを抱えています。しかし互いにそれを聞きません。仕事をこなしながら、日々が過ぎていきます。

ここが見どころ

松田龍平の行天

何を考えているか分からない男。この役以降、この俳優の持ち味が定まったと言っていいほどの当たり役です。

説明しない関係

二人の過去は断片的にしか語られません。「聞かない」ことが友情の形として描かれます。

郊外の風景

町田をモデルにした街の撮り方。特徴のない郊外の質感がよく出ています。

この映画について:便利屋を営む男の家に、同級生が転がり込む。

事件は起きますが、大きな解決はありません。ここにいてもいい、という状態を確認するだけの映画です。それが心地よい。

続編『まほろ駅前狂騒曲』とテレビドラマ版も作られました。俳優二人の相性が、シリーズ化を支えています。

難点は、124分でこの内容はやや長いこと。テンポも緩やかです。

この作品の良さ

  • 俳優二人の相性
  • 説明しない関係の描き方
  • 郊外の質感

当サイトの評価

4.1/5.0

便利屋を営む男の家に、同級生が転がり込む。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.0
音楽4.1
演技4.5
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

原作
直木賞 三浦しをん
受賞
各映画賞 松田龍平が助演男優賞ほか
IMDb
7.0 /10

原作は第135回直木賞を受賞した三浦しをんの小説です。

続編『まほろ駅前狂騒曲』(2014年)とテレビドラマ版が制作されています。

こんな人におすすめ

  • 静かな映画が好きな人
  • 男二人の話が好きな人
  • 解決しない話が平気な人

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