マンクMANK
洋画2020年ドラマ2020年代デヴィッド・フィンチャー

マンク

『市民ケーン』を観ていないと、面白さが半減します。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
デヴィッド・フィンチャー
脚本
ジャック・フィンチャー
撮影
エリック・メッサーシュミット
出演
ゲイリー・オールドマン、アマンダ・サイフリッド、チャールズ・ダンス
製作国
アメリカ
上映時間
131分
公開
2020年(配信)

あらすじ(ネタバレなし)

1940年、カリフォルニアの牧場。交通事故で脚を骨折した脚本家マンキーウィッツは、ベッドの上で新作の脚本を口述筆記させられています。締切は60日。

依頼したのは、24歳の新人監督オーソン・ウェルズ。書かれつつあるのは『市民ケーン』です。

回想では、1930年代のハリウッドが描かれます。新聞王ハーストとの交流、彼の愛人だった女優マリオン・デイヴィス、そして1934年のカリフォルニア州知事選。

ここが見どころ

モノクロの再現

当時のフィルムを模した質感で撮られています。アカデミー撮影賞を受賞しました。

アマンダ・サイフリッド

マリオン・デイヴィス役。『市民ケーン』で戯画的に描かれた人物を、別の角度から示します。

選挙のニュース映画

映画会社が偽のニュース映像で世論を操作する一連。この作品でいちばん現代的な場面です。

この映画について:『市民ケーン』の脚本は、誰が書いたのか。

デヴィッド・フィンチャーの父が書いた脚本を、息子が映画化しました。脚本家の功績をめぐる古い論争を下敷きにしています。

その論争自体は現在では否定的に見られており、本作の前提は史実として正確ではありません。そこは注意が必要です。

難点は、予備知識がないとほぼ楽しめないことと、131分の中盤が冗長なことです。

この作品の良さ

  • モノクロの質感
  • アマンダ・サイフリッドの演技
  • 選挙をめぐる場面

当サイトの評価

3.9/5.0

『市民ケーン』の脚本は、誰が書いたのか。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.7
音楽4.4
演技4.6
余韻3.9

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
2部門 撮影賞・美術賞
IMDb
6.8 /10
配信
Netflix

第93回アカデミー賞で撮影賞と美術賞を受賞し、作品賞を含む10部門にノミネートされました。

『市民ケーン』の脚本の功績をめぐる論争を下敷きにしていますが、その説自体は現在の研究では支持されていません。

こんな人におすすめ

  • 『市民ケーン』を観た人
  • 映画史に関心がある人
  • モノクロの映像を味わいたい人

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