メリー・ポピンズMARY POPPINS
洋画1964年ミュージカル1960年代ディズニー

メリー・ポピンズ

曲の強さでは、ディズニー作品でも屈指です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ロバート・スティーヴンソン
音楽
シャーマン兄弟
原作
P・L・トラヴァース
出演
ジュリー・アンドリュース、ディック・ヴァン・ダイク
製作国
アメリカ
上映時間
139分
公開
1965年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1910年のロンドン。銀行員のバンクス氏は、家庭よりも勤め先の秩序を大事にしています。妻は婦人参政権運動に忙しく、二人の子どもは乳母が次々に辞めていきます。

子どもたちが書いた「理想の乳母」の求人票を、父は破って暖炉に捨てます。その紙片が煙突から空へ舞い上がったあと、東風とともにメリー・ポピンズが降りてきます。

彼女は指を鳴らして部屋を片付け、絵の中に入り、天井で笑い転げます。魔法のような日々の中で、変わっていくのは子どもではなく父のほうでした。

ここが見どころ

実写とアニメの合成

歩道の絵の中に入る一連。ペンギンのウェイターとのダンスは、当時の技術の到達点でした。

シャーマン兄弟の楽曲

『チム・チム・チェリー』『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』ほか。曲の粒がとにかく揃っています。

『2ペンスを鳩に』

終盤、父がこの歌の意味に気づく。子ども向けの体裁の下にある本題が、ここで表に出ます。

この映画について:傘を差した乳母が、東風に乗って降りてくる。

この映画の主人公は、実はバンクス氏です。効率と体面に縛られた父親が、子どもと凧を揚げるまでの話として観ると筋が通ります。

原作者P・L・トラヴァースは映画化に強い不満を持っていたことで知られます。その経緯自体が後に『ウォルト・ディズニーの約束』として映画化されました。

難点は139分の長さと、中盤のエピソードが並列的でやや冗長なことです。

この作品の良さ

  • 楽曲の粒の揃い方
  • 実写とアニメの合成
  • 父親を主題に据えた構造

当サイトの評価

4.2/5.0

傘を差した乳母が、東風に乗って降りてくる。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.5
音楽4.9
演技4.4
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
5部門 主演女優賞・歌曲賞ほか
IMDb
7.8 /10
原作
P・L・トラヴァース

第37回アカデミー賞で主演女優賞、歌曲賞、作曲賞、視覚効果賞、編集賞の5部門を受賞しました。

ジュリー・アンドリュースはこの作品が映画デビュー作です。

こんな人におすすめ

  • 家族で観たい人
  • 楽曲を楽しみたい人
  • ディズニーの古典を観たい人

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