戦場のメリークリスマスMERRY CHRISTMAS, MR. LAWRENCE
邦画1983年戦争1980年代大島渚

戦場のメリークリスマス

音楽が有名すぎますが、本編もきちんと異様です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
大島渚
音楽
坂本龍一
原作
ローレンス・ヴァン・デル・ポスト
出演
デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけし、トム・コンティ
製作国
日本・イギリス・ニュージーランド
上映時間
123分
公開
1983年5月

あらすじ(ネタバレなし)

1942年、ジャワ島の日本軍捕虜収容所。日本語を解するイギリス軍のロレンス中佐は、日本側と捕虜の間で通訳を務めています。

軍曹のハラは粗暴ですが、ロレンスとは奇妙な信頼関係を築いています。そこへ、ジャック・セリアズ少佐が捕虜として送られてきます。

収容所長のヨノイ大尉は、セリアズに強く惹かれます。しかしその感情は、軍の規律とも、彼自身の価値観とも相容れません。

ここが見どころ

坂本龍一の音楽

主題曲は映画を離れて世界的に知られています。本人が音楽と出演の両方を担当しています。

ビートたけしの起用

俳優としてのキャリアの出発点です。最後の場面の表情が、この映画で最も記憶に残ります。

文化の齟齬

「なぜ捕虜になるくらいなら死なないのか」という問いが、繰り返し出てきます。

この映画について:ジャワの捕虜収容所。四人の男が、互いを理解できない。

大島渚は、制度が禁じる感情がどう歪んで出てくるかを撮り続けた作家です。この作品でも、ヨノイの感情は最後まで言葉にされません。

デヴィッド・ボウイと坂本龍一という、俳優ではない二人を主要な役に据えた配役が効いています。

難点は、演出に生硬さがあることと、後半の展開がやや唐突なことです。

この作品の良さ

  • 坂本龍一の音楽
  • 俳優ではない二人の配役
  • 最後の場面

当サイトの評価

4.2/5.0

ジャワの捕虜収容所。四人の男が、互いを理解できない。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.5
音楽5.0
演技4.5
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

カンヌ
出品 1983年コンペティション
音楽
英国アカデミー賞 作曲賞
IMDb
7.4 /10

1983年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されました。

坂本龍一は本作の音楽で英国アカデミー賞作曲賞を受賞しています。

こんな人におすすめ

  • 音楽が好きな人
  • 大島渚作品を追いたい人
  • 文化の違いを扱った作品に関心がある人

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