ニッケル・ボーイズNICKEL BOYS
洋画2024年ドラマ2020年代一人称視点

ニッケル・ボーイズ

形式が非常に特殊です。慣れるまで数分かかります。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ラメル・ロス
原作
コルソン・ホワイトヘッド
出演
イーサン・ヘリッセ、ブランドン・ウィルソン、オーンジャニュー・エリス=テイラー
製作国
アメリカ
上映時間
140分
公開
2025年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

1960年代、フロリダ州。黒人の高校生エルウッドは、公民権運動に共感し、大学進学を目前にしています。祖母と二人で暮らしています。

ヒッチハイクで乗せてもらった車が盗難車だったため、彼は逮捕され、「ニッケル・アカデミー」という矯正施設に送られます。

そこでは、暴力と失踪が日常でした。彼は、現実的に立ち回るターナーという少年と友人になります。

ここが見どころ

一人称視点

カメラが二人の少年の目そのものになります。相手の顔を見るときだけ、その人物が画面に映ります。

記録映像の挿入

実際の時代の映像や写真が挟まれます。フィクションと記録が接続されます。

オーンジャニュー・エリス=テイラー

祖母役。この役でアカデミー賞の話題に上りました。

この映画について:ほぼ全編が、登場人物の目線そのままで撮られている。

原作はピュリツァー賞を受賞した小説で、実在したフロリダ州の矯正施設をモデルにしています。2010年代に敷地内から多数の遺体が発見されました。

一人称視点という形式は、観客を当事者の位置に置きます。同時に、暴力を直接映さない効果もあります。

難点は、形式が特殊すぎて距離を感じる人がいることと、140分の長さです。

この作品の良さ

  • 一人称視点という形式
  • 記録映像との接続
  • 暴力を直接映さない判断

当サイトの評価

4.2/5.0

ほぼ全編が、登場人物の目線そのままで撮られている。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.2
映像美4.8
音楽4.4
演技4.5
余韻4.6

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
2部門 作品賞・脚色賞ノミネート
IMDb
7.2 /10
原作
ピュリツァー賞 コルソン・ホワイトヘッド

第97回アカデミー賞で作品賞と脚色賞にノミネートされました。

原作はピュリツァー賞を受賞した小説で、実在したフロリダ州のドジャー校をモデルにしています。同校の敷地からは多数の遺体が発見されています。

こんな人におすすめ

  • 形式の実験に興味がある人
  • アメリカの人種問題に関心がある人
  • 重い題材に向き合える人

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