ノースマンTHE NORTHMAN
洋画2022年アクション2020年代ロバート・エガース

ノースマン 導かれし復讐者

考証は徹底しています。そのぶん、現代的な感情移入は難しい。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
ロバート・エガース
共同脚本
シグルヨン・ビルギル・シグルズソン
出演
アレクサンダー・スカルスガルド、アニヤ・テイラー=ジョイ、ニコール・キッドマン、ウィレム・デフォー
製作国
アメリカ
上映時間
137分
公開
2022年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

10世紀の北大西洋。少年アムレートは、父である王が叔父に殺される場面を目撃します。彼は船で逃れ、「父を復讐する、母を救う、叔父を殺す」と誓います。

20年後。彼は略奪を繰り返す戦士の一団に加わり、獣のように戦っています。

予言者から叔父の居場所を知らされた彼は、奴隷になりすまして、その土地へ潜り込みます。

ここが見どころ

考証の徹底

衣装、住居、儀礼。歴史学者と考古学者が制作に関わっています。

長回しの襲撃

村を襲う一連を、切らずに撮影しています。暴力を美化しない撮り方です。

火山での決闘

終盤、溶岩の中での戦い。神話的な絵として作られています。

この映画について:10世紀の北欧。父を殺した叔父を、20年かけて追う。

この物語は、シェイクスピアの『ハムレット』の原型となった北欧の伝承です。復讐が正義ではなく、義務として描かれます。

主人公に共感の余地はほとんどありません。彼は略奪者であり、殺人者です。そこを美化しない判断が徹底しています。

難点は、感情移入が難しいことと、137分の中盤が冗長なことです。

この作品の良さ

  • 考証の徹底
  • 長回しの襲撃
  • 復讐を義務として描く姿勢

当サイトの評価

4.0/5.0

10世紀の北欧。父を殺した叔父を、20年かけて追う。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.8
音楽4.6
演技4.4
余韻4.2

世間ではどう評価されているか

原典
北欧の伝承 『ハムレット』の原型
IMDb
7.0 /10
監督
ロバート・エガース

物語の原型は、シェイクスピアの『ハムレット』の下敷きとなった北欧の伝承「アムレート」です。

製作には歴史学者と考古学者が参加し、当時の生活と儀礼の再現が図られています。

こんな人におすすめ

  • 歴史考証に興味がある人
  • 神話的な作品が好きな人
  • 暴力描写に耐性がある人

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