RAIN MAN
洋画1988年ドラマ1980年代ロードムービー

レインマン

描写に古さはありますが、兄弟の距離の描き方はいまも通じます。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
バリー・レヴィンソン
出演
ダスティン・ホフマン、トム・クルーズ、ヴァレリア・ゴリノ
上映時間
133分
日本公開
1989年2月

あらすじ(ネタバレなし)

自動車輸入業を営むチャーリーは、疎遠だった父の訃報を受けます。しかし遺産の大半は、彼の知らない受取人に渡ることになっていました。

その相手は、施設で暮らす自閉症の兄レイモンドでした。遺産を得るため、チャーリーは兄を勝手に連れ出します。飛行機に乗れない兄のため、二人は車で大陸を横断することになります。

ここが見どころ

弟の動機が不純

チャーリーは最初から最後まで金のために動きます。感動的な動機を与えないことで、変化に説得力が出ます。

習慣の描写

決まった時間の番組、決まった下着、決まった食事。崩せない習慣を丁寧に描くことで、人物が立ち上がります。

この映画について:遺産目当てで連れ出した兄と、一週間の旅。

感動作として売られましたが、実際には弟がほとんど変わらない話です。最後まで彼は自分本位で、ただ兄を手放したくなくなるだけ。そこが良い。

ダスティン・ホフマンの芝居は当時高く評価されましたが、いまの目で見ると自閉症の描き方は類型的です。この点は指摘されるようになっています。

難点はそこと、133分という長さです。ただロードムービーとしての運びは軽快で、退屈はしません。

この作品の良さ

  • 不純な動機から始める構成
  • 習慣を丁寧に描く人物設計
  • ロードムービーとしての軽快さ

当サイトの評価

4.5/5.0

遺産目当てで連れ出した兄と、一週間の旅。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.5
映像美4.2
音楽4.4
演技5.0
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

米アカデミー賞
4冠 作品賞・監督賞・主演男優賞・脚本賞
IMDb
8.0 /10
影響
議論 自閉症の一般的イメージを作った

第61回アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞・脚本賞を受賞しました。自閉症についての一般的なイメージを広く作った作品でもあり、その影響については現在も議論があります。

こんな人におすすめ

  • 兄弟の話が好きな人
  • ロードムービーが好きな人
  • 俳優の芝居を観たい人

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