シラットSIRĀT
洋画2025年ドラマ2020年代スペイン

シラット

予備知識なしで観るべき作品です。何が起きるか書けません。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
オリヴェル・ラクセ
出演
セルジ・ロペス、ブルーノ・ヌニェス
製作国
スペイン・フランス
上映時間
115分
公開
2026年(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

モロッコ南部の砂漠。大音量の音楽が鳴り響く野外レイヴの会場で、一人の男が娘の写真を配っています。

行方不明になった娘マールは、こうしたパーティーに出入りしていたといいます。彼は幼い息子を連れて探し回っています。

手がかりは得られません。撤収する一団に混ざり、彼らは次の会場へ向かうことにします。道は、砂漠の奥へと続いていました。

ここが見どころ

音楽と砂漠

低音の効いたテクノと、砂と岩だけの風景。この組み合わせが全編の質感です。

中盤の転換

ある地点から、この映画はまったく違うものになります。心の準備はできません。

実際の車両

改造されたトラックとキャンピングカー。CGに頼らない撮影が行われています。

この映画について:モロッコの砂漠。行方不明の娘を探して、レイヴの一団についていく。

題名の「シラート」は、イスラムの伝承にある地獄の上に架かる橋を指す言葉です。この題名が、作品の構造そのものを示しています。

前半は父と息子のロードムービーです。しかしそこから先は、寓話としか言いようのない領域に入っていきます。

難点は、その転換に耐えられない人がいることと、後味が非常に厳しいことです。

この作品の良さ

  • 音楽と砂漠の質感
  • 中盤の転換
  • 実物を使った撮影

当サイトの評価

4.2/5.0

モロッコの砂漠。行方不明の娘を探して、レイヴの一団についていく。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.0
映像美4.8
音楽4.8
演技4.3
余韻4.7

世間ではどう評価されているか

カンヌ
審査員賞 2025年
アカデミー賞
ノミネート 国際長編映画賞
IMDb
7.3 /10

2025年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、第98回アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートされました(スペイン代表)。

こんな人におすすめ

  • 予測できない映画が好きな人
  • 音楽と映像を味わいたい人
  • 厳しい展開に耐えられる人

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