シラットSIRĀT
シラット
予備知識なしで観るべき作品です。何が起きるか書けません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- オリヴェル・ラクセ
- 出演
- セルジ・ロペス、ブルーノ・ヌニェス
- 製作国
- スペイン・フランス
- 上映時間
- 115分
- 公開
- 2026年(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
モロッコ南部の砂漠。大音量の音楽が鳴り響く野外レイヴの会場で、一人の男が娘の写真を配っています。
行方不明になった娘マールは、こうしたパーティーに出入りしていたといいます。彼は幼い息子を連れて探し回っています。
手がかりは得られません。撤収する一団に混ざり、彼らは次の会場へ向かうことにします。道は、砂漠の奥へと続いていました。
ここが見どころ
音楽と砂漠
低音の効いたテクノと、砂と岩だけの風景。この組み合わせが全編の質感です。
中盤の転換
ある地点から、この映画はまったく違うものになります。心の準備はできません。
実際の車両
改造されたトラックとキャンピングカー。CGに頼らない撮影が行われています。
この映画について:モロッコの砂漠。行方不明の娘を探して、レイヴの一団についていく。
題名の「シラート」は、イスラムの伝承にある地獄の上に架かる橋を指す言葉です。この題名が、作品の構造そのものを示しています。
前半は父と息子のロードムービーです。しかしそこから先は、寓話としか言いようのない領域に入っていきます。
難点は、その転換に耐えられない人がいることと、後味が非常に厳しいことです。
この作品の良さ
- 音楽と砂漠の質感
- 中盤の転換
- 実物を使った撮影
当サイトの評価
4.2/5.0
モロッコの砂漠。行方不明の娘を探して、レイヴの一団についていく。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.0 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.8 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 4.7 |
世間ではどう評価されているか
- カンヌ
- 審査員賞 2025年
- アカデミー賞
- ノミネート 国際長編映画賞
- IMDb
- 7.3 /10
2025年のカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞し、第98回アカデミー賞では国際長編映画賞にノミネートされました(スペイン代表)。
こんな人におすすめ
- 予測できない映画が好きな人
- 音楽と映像を味わいたい人
- 厳しい展開に耐えられる人
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