ソウルフル・ワールドSOUL
洋画2020年アニメ2020年代ピクサー

ソウルフル・ワールド

子ども向けというより、大人が観るべき作品です。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ピート・ドクター
音楽
トレント・レズナー、アッティカス・ロス、ジョン・バティステ
声の出演
ジェイミー・フォックス、ティナ・フェイ
製作国
アメリカ
上映時間
100分
公開
2020年12月(配信)

あらすじ(ネタバレなし)

ニューヨークの中学で音楽を教えるジョー・ガードナーは、ジャズピアニストとして生きることを諦めきれずにいます。

ある日、憧れのバンドのオーディションに合格します。しかしその帰り道、彼はマンホールに落ちてしまいます。

気がつくと、彼は魂の姿で「死後の世界」へ向かうエスカレーターに乗っていました。地上に戻るため、彼は生まれる前の魂「22番」の指導役を引き受けます。

ここが見どころ

二つの世界の描き分け

写実的なニューヨークと、抽象的な線で描かれた魂の世界。まったく異なる二つの美術様式を一本に共存させています。

ジャズの描写

演奏場面の手元はジョン・バティステの演奏に基づいています。ピアノを弾く動作の正確さが際立ちます。

地下鉄の風

終盤、22番が地上で体験する何気ないもの。「生きる意味」への答えが、ここで示されます。

この映画について:ジャズピアニストが、夢が叶う直前に死んでしまう。

この映画の答えは、「目的が見つからなくても、生きていること自体に価値がある」という穏当なものです。安易にも思えますが、丁寧に積み上げられているので納得できます。

主人公が黒人であり、ジャズという文化が敬意をもって扱われている点も重要です。制作にあたり多くの助言者が関わっています。

難点は、中盤の魂の世界のパートがやや冗長なことです。

この作品の良さ

  • 二つの美術様式の共存
  • ジャズの描写の正確さ
  • 終盤の着地

当サイトの評価

4.3/5.0

ジャズピアニストが、夢が叶う直前に死んでしまう。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.3
映像美4.5
音楽5.0
演技4.1
余韻4.5

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
2部門 長編アニメ映画賞・作曲賞
IMDb
8.0 /10
公開
配信中心 コロナ禍の影響

第93回アカデミー賞で長編アニメ映画賞と作曲賞を受賞しました。

新型コロナウイルスの影響で、多くの国では劇場公開ではなく配信での公開となりました。

こんな人におすすめ

  • 大人向けのアニメを探している人
  • ジャズが好きな人
  • 生き方について考えたい人

配信を探す

各サービスで「ソウルフル・ワールド」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。