スウィングガールズSWING GIRLS
邦画2004年コメディ2000年代青春

スウィングガールズ

軽い作品ですが、軽さの質が高い一本です。疲れているときに向いています。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
矢口史靖
出演
上野樹里、貫地谷しほり、豊島由佳梨、竹中直人
上映時間
105分
公開
2004年9月

あらすじ(ネタバレなし)

山形の高校。補習をさぼりたい一心で吹奏楽部の弁当運びを引き受けた落ちこぼれの女子生徒たちは、食中毒で倒れた部員の代役として、急遽ビッグバンドを組むことになります。

楽器も読めない、リズムも取れない状態からのスタート。楽器を買う金を稼ぎ、猪に追われ、それでも彼女たちはジャズにのめり込んでいきます。

ここが見どころ

実際に演奏している

出演者が数か月の練習を経て、実際に楽器を演奏しています。下手なところから上達していく過程が、そのまま画面に残っている。

テンポのいい笑い

説明を省き、短いギャグを積み重ねます。矢口史靖監督らしい歯切れの良さです。

この映画について:落ちこぼれの女子高生が、ビッグバンドを組む。

難しいことは何もありません。できなかったことができるようになる、それだけを105分やる作品です。それを気持ちよく作り切っています。

終盤の演奏場面は、実際に彼女たちが弾いているという事実だけで説得力があります。演技と成果が一致している。

難点は、人物の掘り下げがほとんどないことです。家庭も進路も描かれません。ただ、それを承知で作られた軽さなので、欠点というより設計だと思います。

この作品の良さ

  • 出演者が実際に演奏している説得力
  • テンポのいい笑い
  • 難しいことを考えずに観られる軽さ

当サイトの評価

4.2/5.0

落ちこぼれの女子高生が、ビッグバンドを組む。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.0
音楽4.5
演技4.3
余韻4.0

世間ではどう評価されているか

日本アカデミー賞
受賞 新人俳優賞ほか
IMDb
7.2 /10
影響
楽器人気 公開後に吹奏楽の入部者が増加

公開後、高校の吹奏楽部やジャズ研究会への入部希望者が増えたと報じられました。矢口史靖監督の『ウォーターボーイズ』に続くヒット作です。

こんな人におすすめ

  • 軽く楽しめる作品を探している人
  • 音楽ものが好きな人
  • 疲れているときに観たい人

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