ザ・ホエールTHE WHALE
洋画2022年ドラマ2020年代ダーレン・アロノフスキー

ザ・ホエール

描写と設定への批判もある作品です。それも含めて観てください。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督
ダーレン・アロノフスキー
原作・脚本
サミュエル・D・ハンター
出演
ブレンダン・フレイザー、セイディ・シンク、ホン・チャウ
製作国
アメリカ
上映時間
117分
公開
2023年4月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

アイダホ州のアパート。オンラインで文章講座を教えるチャーリーは、カメラを常にオフにしています。体重は272キロあり、部屋からほとんど出られません。

友人で看護師のリズだけが、彼の世話をしています。彼女は入院を勧めますが、彼は保険がないと言って拒みます。

余命が長くないと悟った彼は、8年前に捨てた娘エリーに連絡を取ります。彼女は激しく彼を憎んでいます。

ここが見どころ

ブレンダン・フレイザーの復帰

長く第一線から離れていた俳優が、この役でアカデミー主演男優賞を受賞しました。

ホン・チャウの看護師役

唯一、彼を対等に扱う人物。助演女優賞にノミネートされました。

画面比

正方形に近い画面比が使われ、閉塞感を強めています。

この映画について:アパートの一室から、カメラはほとんど出ない。

肥満の描写と特殊メイクについては、当事者団体から批判が寄せられました。「見世物にしている」という指摘は無視できません。

一方で、この作品が扱っているのは肥満そのものではなく、「他人を信じたい」という願いです。最後の一行がそれを示します。

難点は上記の批判と、舞台劇の翻案であるため台詞が説明的なことです。

この作品の良さ

  • ブレンダン・フレイザーの演技
  • ホン・チャウの存在感
  • 最後の場面

当サイトの評価

4.0/5.0

アパートの一室から、カメラはほとんど出ない。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本3.8
映像美4.0
音楽4.2
演技4.9
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

アカデミー賞
2部門 主演男優賞・メイクアップ賞
IMDb
7.6 /10
原作
戯曲 サミュエル・D・ハンター

第95回アカデミー賞で主演男優賞とメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しました。

肥満の描写については、当事者団体などから批判が寄せられています。

こんな人におすすめ

  • 俳優の演技を観たい人
  • 戯曲の映画化に関心がある人
  • 批判も含めて考えたい人

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