EVERYWHEREALL AT ONCE
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
コインランドリーを営む移民女性が、並行世界の自分の能力を借りて戦う。悪ふざけの密度と、母娘の話の真面目さが同居する。
できれば大きなスクリーンで観てほしい作品です。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
36年が経ち、マーヴェリックはいまだに大尉のままテストパイロットを続けています。昇進を拒み、規律を守らないためです。
彼に命じられたのは、トップガンの教官職でした。教え子として集められたのは、精鋭12人。その中には、かつての相棒グースの息子ルースターがいます。
任務は、山あいの狭い峡谷を低空で抜け、防御された施設を破壊すること。生還率は低いとされています。
俳優は実際に戦闘機に乗り、G耐性の訓練を受けています。顔にかかる荷重が本物であることが、映像の説得力を決定づけています。
課題→失敗→改善という順序が明確で、観客が状況を把握できます。娯楽映画の基本を丁寧にやっています。
実際に病気で声を失っていた俳優が、その状態のまま出演しています。短い場面ですが、この映画で最も重い数分です。
続編としての設計が非常に巧みです。前作の要素を反復しながら、すべて「引き継ぐ」という主題に接続しています。
コロナ禍で公開が繰り返し延期され、配信への切り替えも拒否されました。その判断が、劇場興行の回復を象徴する結果になりました。
難点は、物語自体は非常に素直で意外性がないことです。政治的な背景も意図的に曖昧にされています。
36年ぶりの続編。CGではなく、本物の戦闘機で撮る。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.1 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.6 |
| 演技 | 4.3 |
| 余韻 | 4.3 |
世界興行収入は約14.9億ドルに達し、2022年で最大級のヒットとなりました。
コロナ禍で公開が複数回延期されましたが、配信への切り替えは行わず劇場公開が貫かれました。
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