逆転のトライアングルTRIANGLE OF SADNESS
洋画2022年コメディ2020年代カンヌ

逆転のトライアングル

食事中に観るのは避けてください。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
リューベン・オストルンド
出演
ハリス・ディキンソン、シャルルビ・ディーン、ドリー・デ・レオン、ウディ・ハレルソン
製作国
スウェーデンほか
上映時間
147分
公開
2023年2月(日本)

あらすじ(ネタバレなし)

第一部。モデルのカールと、インフルエンサーの恋人ヤヤ。二人はレストランで、どちらが支払うかをめぐって延々と言い争います。

第二部。二人は招待された豪華クルーズに乗ります。乗客は富豪ばかり。船長はマルクス主義者で、船室に閉じこもっています。嵐の夜、船内は地獄になります。

第三部。生き残った数人が、無人島に流れ着きます。そこで唯一、火を起こし魚を獲れるのは、清掃係のアビゲイルでした。

ここが見どころ

船長の晩餐会

揺れる船内での正餐。富の象徴が、体液にまみれていく20分間です。

第三部の逆転

無人島で、階級が完全にひっくり返ります。ドリー・デ・レオン演じるアビゲイルが全部を持っていきます。

冒頭の支払い論争

10分近い口論。この時点で作品の狙いが提示されます。

この映画について:豪華客船が嵐に遭い、富裕層が一斉に嘔吐する。

リューベン・オストルンドは『ザ・スクエア』に続き2度目のパルムドールを受賞しました。いずれも、居心地の悪さを笑いに変える作家です。

風刺としては直接的で、深みには欠けます。ただ、第三部の逆転が単純な勝利にならないところは良い。

難点は147分の長さと、嘔吐と排泄の描写が延々と続くことです。

この作品の良さ

  • 第三部の階級の逆転
  • ドリー・デ・レオンの演技
  • 居心地の悪さの作り方

当サイトの評価

4.0/5.0

豪華客船が嵐に遭い、富裕層が一斉に嘔吐する。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.2
音楽4.0
演技4.5
余韻4.1

世間ではどう評価されているか

カンヌ
パルムドール 2022年
アカデミー賞
3部門 作品賞ほかノミネート
IMDb
7.3 /10

2022年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しました。リューベン・オストルンド監督にとって2度目の受賞です。

アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞にノミネートされました。

こんな人におすすめ

  • 社会風刺が好きな人
  • 下品な描写に耐性がある人
  • 議論を呼んだ作品を観たい人

配信を探す

各サービスで「逆転のトライアングル」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。