海街diaryOUR LITTLE SISTER
邦画2015年家族2010年代是枝裕和

海街diary

何も起きません。それを楽しめるかどうかがすべてです。

ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。

作品データ

監督・脚本
是枝裕和
原作
吉田秋生
出演
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず
上映時間
127分
公開
2015年6月

あらすじ(ネタバレなし)

鎌倉の古い家に、三姉妹が暮らしています。父は十五年前に家を出て、母も再婚して家を離れました。長女の幸が、家を守ってきました。

父の訃報を受け、三人は山形の葬儀に向かいます。そこで、父が再婚相手との間にもうけた中学生の異母妹すずと出会います。

身寄りのない彼女に、幸は「うちに来ない?」と声をかけます。四人での暮らしが始まります。

ここが見どころ

食べ物

しらす、梅酒、ちくわカレー、あじフライ。食事の場面が繰り返され、それが家族の時間そのものになっています。

梅の木

庭の梅の実を漬ける行為が、世代の連続として置かれます。台詞での説明はありません。

広瀬すずの起用

この作品が実質的な出発点になりました。四姉妹のバランスがよく取れています。

この映画について:鎌倉の古い家で、四姉妹が暮らし始める。

原作の長い物語から、感情の起伏が大きい部分を意図的に外しています。是枝裕和は「事件」ではなく「日常が続くこと」を撮る作家なので、この選択は一貫しています。

父を許すか否かという問いは、最後まで明確な答えを出しません。そこも是枝作品らしい。

難点は、127分で起伏が乏しいこと。退屈だという評価も当然あります。

この作品の良さ

  • 食事の場面の積み重ね
  • 四姉妹の配役のバランス
  • 説明しない演出

当サイトの評価

4.2/5.0

鎌倉の古い家で、四姉妹が暮らし始める。

項目別の採点(5点満点)
項目点数
脚本4.1
映像美4.6
音楽4.3
演技4.5
余韻4.4

世間ではどう評価されているか

日本アカデミー賞
最優秀作品賞 第39回
カンヌ
出品 2015年コンペティション
IMDb
7.4 /10

第39回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞などを受賞しました。

2015年のカンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されています。

こんな人におすすめ

  • 静かな家族ものが好きな人
  • 是枝作品を追いたい人
  • 鎌倉の風景を味わいたい人

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