ウエスト・サイド・ストーリー
1961年版を観ていると、変更点の意味がよく分かります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- スティーヴン・スピルバーグ
- 脚本
- トニー・クシュナー
- 出演
- アンセル・エルゴート、レイチェル・ゼグラー、アリアナ・デボーズ、リタ・モレノ
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 156分
- 公開
- 2022年2月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1950年代後半のニューヨーク、再開発の進むウエスト・サイド。イタリア系などの不良グループ「ジェッツ」と、プエルトリコ系の「シャークス」が対立しています。
ジェッツの元リーダー、トニーは刑務所を出たばかりで、争いから距離を置こうとしています。
ダンスパーティーで、彼はシャークスのリーダーの妹マリアと出会います。二人は互いに惹かれますが、両陣営の対立は決闘へ向かっていきます。
ここが見どころ
スペイン語に字幕を付けない
プエルトリコ系の会話は字幕なしで流れます。「英語話者だけの視点を特権化しない」という判断です。
リタ・モレノの新役
1961年版でアニタを演じた俳優が、新設された役で出演。『Somewhere』を彼女が歌うという変更が非常に効いています。
ダンスの撮影
長回しでカメラが群舞の中を移動します。旧作より映画的です。
この映画について:1961年版を、スピルバーグが撮り直した。
1961年版は、プエルトリコ系の役を白人俳優が肌を黒く塗って演じるなどの問題を抱えていました。この版はその点を全面的に修正しています。
スピルバーグはこれが初のミュージカルです。カメラの動きは非常に達者で、旧作より画面が広い。
難点は、興行的に振るわなかったことと、156分がやや長いことです。
この作品の良さ
- 旧作の問題点の修正
- ダンス場面の撮影
- リタ・モレノの起用
当サイトの評価
1961年版を、スピルバーグが撮り直した。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.1 |
| 映像美 | 4.8 |
| 音楽 | 4.9 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 助演女優賞 アリアナ・デボーズ
- IMDb
- 7.1 /10
- 興行
- 振るわず 評価は高い
第94回アカデミー賞で助演女優賞を受賞し、作品賞・監督賞を含む7部門にノミネートされました。
1961年版でアニタを演じたリタ・モレノは、その役でアカデミー助演女優賞を受賞しており、本作では新設された役で出演しています。
こんな人におすすめ
- 1961年版を観ている人
- ダンス場面を味わいたい人
- スピルバーグ作品を追いたい人
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