ブレードランナー 2049
前作を観ていることが前提の作品です。そして163分あります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 撮影
- ロジャー・ディーキンス
- 音楽
- ハンス・ジマー、ベンジャミン・ウォルフィッシュ
- 出演
- ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 163分
- 公開
- 2017年10月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
2049年、ロサンゼルス。人造人間レプリカントを回収する捜査官「K」は、任務で訪れた農場の地中から、ある遺物を発見します。
それは、本来あり得ないはずの痕跡でした。この事実が公になれば、人間とレプリカントの境界が崩れると上司は判断し、抹消を命じます。
調査を進めるうち、Kは自分自身の記憶に疑いを持ち始めます。手がかりは、30年前に姿を消したかつての捜査官デッカードにありました。
ここが見どころ
ロジャー・ディーキンスの撮影
オレンジ一色のラスベガス、雨と霧のロサンゼルス。この作品で撮影監督は、14度目のノミネートにして初のアカデミー賞を受賞しました。
音の設計
低音の圧が非常に強く、劇場では体で感じる作りになっています。
ジョイという存在
ホログラムの恋人。本物か否かという主題を、脇筋で丁寧に反復しています。
この映画について:35年後の続編。映像の水準は、前作を超えた。
前作の主題である「自分が何者か」を、より直接的に扱っています。ただし答えの出し方は前作より優しく、そこを物足りなく感じる人もいるでしょう。
163分は長い。テンポは意図的に遅く、説明もほとんどありません。娯楽作としては明らかに不親切です。
その不親切さこそが、映像に集中させるための設計だとも言えます。興行的には成功しませんでしたが、評価は年々上がっています。
この作品の良さ
- ディーキンスの撮影
- 音響設計
- 世界観の拡張の仕方
当サイトの評価
35年後の続編。映像の水準は、前作を超えた。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.1 |
| 映像美 | 5.0 |
| 音楽 | 4.8 |
| 演技 | 4.4 |
| 余韻 | 4.6 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 2部門 撮影賞・視覚効果賞
- IMDb
- 8.0 /10
- 興行
- 振るわず 評価は後年上昇
第90回アカデミー賞で撮影賞と視覚効果賞を受賞しました。ロジャー・ディーキンスにとって初の撮影賞受賞です。
公開時の興行成績は製作費に見合わないものでしたが、批評的評価は高く、その後も上がり続けています。
こんな人におすすめ
- 前作を観ている人
- 映像と音を味わいたい人
- 長尺でも平気な人
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