ジャンゴ 繋がれざる者
痛快ですが、描かれる暴力は相当に生々しいです。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- クエンティン・タランティーノ
- 出演
- ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、サミュエル・L・ジャクソン
- 製作国
- アメリカ
- 上映時間
- 165分
- 公開
- 2013年3月(日本)
あらすじ(ネタバレなし)
1858年、テキサス。鎖につながれて歩かされていた奴隷ジャンゴの前に、ドイツ人の賞金稼ぎシュルツが現れます。ある兄弟の顔を知るジャンゴを、彼は買い取ります。
自由の身となったジャンゴは、シュルツから射撃を学び、相棒として賞金稼ぎの仕事をこなすようになります。目的はただ一つ、生き別れた妻ブルームヒルダを取り戻すことです。
妻がいるのは、ミシシッピの大農園「キャンディランド」。二人は買い手を装って、その屋敷に入り込みます。
ここが見どころ
クリストフ・ヴァルツの語り口
礼儀正しく喋りながら人を撃つ。『イングロリアス・バスターズ』とは真逆の役どころで、再びアカデミー助演男優賞を受賞しました。
食卓の対決
キャンディランドの晩餐の場面。誰も銃を抜かないまま、緊張だけが限界まで上がります。
サミュエル・L・ジャクソンの執事
抑圧を内面化した人物という、最も居心地の悪い役です。この配役が作品を複雑にしています。
この映画について:奴隷だった男が、賞金稼ぎになって妻を取り戻しに行く。
奴隷制を復讐娯楽の題材にすることには、公開時から批判がありました。スパイク・リー監督が公然と異議を唱えたことも知られています。
一方で、南部の暴力を美化せずに描いた点を評価する声も強い。作品として議論を呼ぶこと自体が、この映画の位置づけの一部です。
難点は165分の長さと、終盤の展開が冗長なことです。
この作品の良さ
- 俳優陣の演技
- 晩餐の緊張感
- 西部劇の様式の再構成
当サイトの評価
奴隷だった男が、賞金稼ぎになって妻を取り戻しに行く。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.2 |
| 映像美 | 4.4 |
| 音楽 | 4.4 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.0 |
世間ではどう評価されているか
- アカデミー賞
- 2部門 脚本賞・助演男優賞
- IMDb
- 8.5 /10
- 議論
- 題材の扱い 公開時に賛否
第85回アカデミー賞で脚本賞と助演男優賞(クリストフ・ヴァルツ)を受賞しました。
奴隷制の描き方については公開時から議論があり、スパイク・リー監督が批判的な見解を表明したことが広く報じられました。
こんな人におすすめ
- 西部劇が好きな人
- 暴力描写に耐性がある人
- 議論を呼んだ作品を観たい人
配信を探す
各サービスで「ジャンゴ 繋がれざる者」を検索した結果へ移動します。配信の有無はリンク先でご確認ください(配信状況は頻繁に変わるため、当サイトでは配信中かどうかの判定はしていません)。