かがみの孤城LONELY CASTLE IN THE MIRROR
かがみの孤城
終盤の仕掛けが分かった瞬間に、それまでの意味が変わります。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督
- 原恵一
- 脚本
- 丸尾みほ
- 原作
- 辻村深月
- 声の出演
- 當真あみ、北村匠海、芦田愛菜、宮﨑あおい
- 上映時間
- 116分
- 公開
- 2022年12月
あらすじ(ネタバレなし)
中学一年の安西こころは、同級生とのことがきっかけで学校に行けなくなりました。母は理解しようとしますが、うまくいきません。
ある日、部屋の鏡が光ります。手を伸ばすと、鏡の中に吸い込まれ、そこには城がありました。
オオカミの面をつけた少女が告げます。城の中に隠された鍵を見つけた者は、どんな願いでも一つ叶えられる。期限は翌年の3月30日まで。集められたのは、七人の中学生でした。
ここが見どころ
七人の描き分け
それぞれが学校に行けない理由は違います。「不登校」を一括りにしないことが、この作品の姿勢です。
終盤の仕掛け
七人の関係についてある事実が明かされます。伏線は序盤から張られており、再見すると分かります。
原恵一の演出
『クレヨンしんちゃん』『河童のクゥと夏休み』の監督。子どもの現実を丁寧に扱う姿勢は一貫しています。
この映画について:学校に行けない七人が、鏡の向こうの城に集められる。
ファンタジーの体裁ですが、伝えているのは「助けを求めていい」というごく実際的なことです。終盤である人物が果たす役割が、それを示します。
原作の長さを116分に収めた結果、人物の背景はやや駆け足です。ただ主題は損なわれていません。
難点は、作画が全体に控えめなことと、終盤の説明がやや多いことです。
この作品の良さ
- 不登校を一括りにしない描写
- 終盤の仕掛け
- 主題の実際的さ
当サイトの評価
4.0/5.0
学校に行けない七人が、鏡の向こうの城に集められる。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.1 |
| 映像美 | 4.1 |
| 音楽 | 4.1 |
| 演技 | 4.0 |
| 余韻 | 4.2 |
世間ではどう評価されているか
- 原作
- 本屋大賞 辻村深月
- 受賞
- 各アニメ賞 作品賞ほか
- IMDb
- 7.2 /10
原作は2018年の本屋大賞を受賞した辻村深月の小説です。
監督の原恵一は、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』などで知られます。
こんな人におすすめ
- 中高生と一緒に観たい人
- ファンタジーが好きな人
- 不登校の問題に関心がある人
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