
L.A. CONFIDENTIAL
L.A.コンフィデンシャル
情報量は多いのですが、整理されているので追えます。犯罪ものが好きなら外せません。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- カーティス・ハンソン
- 原作
- ジェイムズ・エルロイ
- 出演
- ラッセル・クロウ、ガイ・ピアース、ケヴィン・スペイシー、キム・ベイシンガー
- 上映時間
- 138分
- 日本公開
- 1998年3月
あらすじ(ネタバレなし)
1950年代のロサンゼルス。警察の腐敗が常態化するなか、深夜のカフェで銃撃事件が起き、複数の死者が出ます。
出世欲の強いエド、暴力的なバド、テレビ番組の監修で有名なジャック。動機の異なる三人の刑事が、それぞれ別の入り口から同じ事件へ近づいていきます。
ここが見どころ
三人の描き分け
性格も動機も違う三人が、同時に進行します。誰の場面かが一目で分かるので、混乱しません。
1950年代の再現
衣装、車、ネオン、雑誌。時代を舞台装置ではなく空気として再現しています。
この映画について:三人の刑事が、それぞれ別の理由で同じ事件に近づく。
登場人物も情報量も多いのに、迷いません。各人の目的が最初に明確に提示されているからです。脚本の整理として非常に優秀です。
腐敗を描きながら、最後は個人の選択に着地します。爽快ではないが、後味は悪くない。
難点は、女性登場人物の役割が限定的なことと、原作の膨大な要素を圧縮しているぶん、いくつかの筋が唐突に終わることです。
この作品の良さ
- 三人を混乱なく描き分ける脚本
- 1950年代の空気の再現
- 腐敗を描きながら個人に着地する構成
当サイトの評価
4.5/5.0
三人の刑事が、それぞれ別の理由で同じ事件に近づく。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.8 |
| 映像美 | 4.6 |
| 音楽 | 4.3 |
| 演技 | 4.7 |
| 余韻 | 4.3 |
世間ではどう評価されているか
- 米アカデミー賞
- 2冠 助演女優賞・脚色賞
- IMDb
- 8.2 /10
- 原作
- ジェイムズ・エルロイ 同名小説
第70回アカデミー賞で助演女優賞と脚色賞を受賞しました。同年の『タイタニック』と作品賞を争ったことでも知られています。
こんな人におすすめ
- 群像劇が好きな人
- 犯罪ものが好きな人
- 脚本の整理を味わいたい人
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