すずめの戸締まりSUZUME
窓辺にてREI
窓辺にて
事件は起きません。ひたすら人が喋っています。
ネタバレについて:この記事はネタバレなしで書いています。結末や物語の核心に触れる内容は載せていません。
作品データ
- 監督・脚本
- 今泉力哉
- 出演
- 稲垣吾郎、中村ゆり、玉城ティナ、若葉竜也
- 上映時間
- 142分
- 公開
- 2022年11月
あらすじ(ネタバレなし)
市川茂巳は、かつて小説を書いていましたが、いまはフリーライターです。編集者である妻が、担当する作家と関係を持っていることに気づきます。
しかし彼は、怒りも悲しみも感じません。むしろ「何も感じないこと」に動揺します。それは妻を愛していないということではないか、と。
彼は、取材で出会った高校生の小説家や、旧友たちと会話を重ねながら、自分の感情の在処を探します。
ここが見どころ
会話の間
言い淀み、言い直し、沈黙。今泉力哉の会話は、要点に到達しないことに意味があります。
稲垣吾郎の演技
常に穏やかで、感情を出しません。その平坦さが、この役の核心です。
終盤のカフェ
妻との会話。結論めいたものは出ませんが、それが正解です。
この映画について:妻の浮気に気づいたのに、何も感じない。それが怖い。
この映画が扱っているのは、「感じるべきとされる感情を感じられないこと」への不安です。珍しい主題だと思います。
142分は長いですが、会話劇として飽きさせません。脇の人物一人ひとりに、きちんと言い分が用意されています。
難点は、何も起きないこと。会話劇が苦手な人にはひたすら退屈でしょう。
この作品の良さ
- 会話の書き方
- 稲垣吾郎の平坦な演技
- 結論を出さない構成
当サイトの評価
4.1/5.0
妻の浮気に気づいたのに、何も感じない。それが怖い。
| 項目 | 点数 |
|---|---|
| 脚本 | 4.4 |
| 映像美 | 3.9 |
| 音楽 | 3.8 |
| 演技 | 4.5 |
| 余韻 | 4.3 |
世間ではどう評価されているか
- 受賞
- 各映画賞 主演男優賞ほか
- 上映時間
- 142分
- IMDb
- 6.5 /10
稲垣吾郎は本作でいくつかの主演男優賞を受賞しました。
こんな人におすすめ
- 会話劇が好きな人
- 今泉力哉作品を追いたい人
- 結論の出ない話が平気な人
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